我想一個人映画美的blog

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ニュー・ワールド/The NEW WORLD

2006-04-23 00:00:23 | 劇場&試写★6以上

33年間でたったの4本しか撮っていないのに、
その全ての作品が評価されてる
テレンス・マリック監督の7年振りの最新作

コリンファレルの最新作、ではない。(笑

今回はラブストーリー?! 
濃すぎる顔のコリンと中学生くらいにしか見えない女の子との恋愛??!
ポスターを一見すると「つまらなさそう.....
でもアカデミー賞作品賞にノミネートされた、世界で一番美しい戦争映画とも言われる
前作「シン・レッド・ライン」が良かったし、気になる監督なので

話の基となるのは、ディズニー映画でもお馴染みの「ポカホンタス
 
アメリカの神話であり、本当に実在したという?伝説もある女性ポカホンタスのお話。

ポカホンタスとは

愛される喜び、愛する喜びを知った
一人の少女の物語。


ディズニーアニメの「ポカホンタス」ではかなり少女が大人になっちゃってて
実際の伝説に忠実なのはこちらの映画の方らしい。
もともと、そんな歳の差の恋愛だったのね☆

主役はコリンじゃなくてこの人。
テレンスマリック監督に大抜擢されたのは
15歳の新人、クオリアンカキルヒャー(スゴイ名前)
この作品の成功はこのコにかかってる
5歳の頃から女優を目指し、新人女優賞も取ったと言うけど素朴な感じが本当に良くて、、、
純真無垢なネイティブアメリカンの少女がぴったり


二人のラブストーリーというよりも、"この少女の人生を描いた"ストーリー。

17世紀初め、イギリスからアメリカ北部にやって来た開拓者
ジョンスミスと、ネイティブアメリカン王の娘が出逢い
恋に落ち→異なる民族同士の共存と衝突→悲しい別れ→新しい愛
そして、、、、、????


元々好きじゃないけど
いつもの3倍増しでキモいんだ、コレが。

太いタレ眉にヒゲがすごくて、余計むさくるしー

でも、そんなコリンも今回はいつもよりはちょっと引いた演技で
自分を面前に押し出していないところが良かった。
(これも監督の演出のせいなのかな?)


鼻輪付けてたり、顔を汚くペイントした、こーいう人たち
(ネイティブアメリカンね)が出てきて、

何をするか分からない前半はちょっと興味深い。(笑


対するこの人、「マシニスト」で激やせ「バットマン・ビギンズ」でヒーロー、
クリスチャンベイルが。。。。

美しい景色からその濃い顔が浮き過ぎてる感のあるコリンと比べて
風景にもよく馴染んだその姿
今回も、包容力のあるイギリス紳士を完璧に演じる


水辺、木々、太陽の光、、、
自然が生み出す美しい風景を捉えたその映像美はさすが!

アカデミー賞で撮影賞にノミネートされたのも納得。
加えて、音楽は「タイタニック」などのジェームズ・ホーナーが担当
心地いい。。。
良すぎて中盤やや眠くなる~  少々中だるみ感。。。

3人のナレーションで、それぞれの視点から語られるのが良かった。


6/10
特別波瀾万丈な人生でもないし、面白いという話ではない。
でも、何か良かった☆主役のコのせいかも。
テレンスマリックファンには満足の1本でしょう。。。
コリンファンにも、、、、?
クリスチャンベイルは後半から登場。素敵
オススメ出来る人は限定されちゃうかなー。。。。


ひと目惚れの愛と、
じっくり好きになっていく愛。。。。

最後に掴んだ愛は。。。

公式サイト
「愛ゆえに結ばれる。愛ゆえに別れる」
 
The New World 2005年 アメリカ  136min
【staff】
監督/脚本:テレンス・マリック
プロデューサー:セーラ・グリーン
音楽:ジェームズ・ホーナー
【cast】
コリン・ファレル/クオリアンカ・キルヒャー/クリストファー・プラマー
/クリスチャン・ベイル/オーガスト・シェレンバーグ


ベアーズ・キス
☆テレンス・マリックが脚本☆ 可愛くて切ないおとぎ話


コリンファレル主演
フォーン・ブース


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