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なんでも内科診療日誌

とりあえず何でも診ている内科の診療記録

今日は日直ー外来受診数多し

2015年01月03日 | Weblog

 今日は日直で病院に来ている。インフルエンザ多数とウイルス性胃腸炎(小児科医の話では名もなきウイルス)少しだった。、救急車は2台。発熱・脱力の83歳女性はインフルエンザだった。老夫と二人暮らしで、呼ばれて遠方から息子が来た。家庭に介護力がないので、解熱して食事がとれるまで入院とした。もうひとりは脳梗塞後遺症で最初コミュニケーションがとりにくかった。体温が低くて震えていた。暖房があるのかと聴くとあるという。普通に電気毛布で温めると、顔色も発語も良くなった。検査しすぎるくらいしてしまったが、これといった異常がなかった。

 もうひとりの入院は52歳女性の頭位変換性めまい。家族に連れられて何とか歩いてきたが、すぐに嘔吐してしまう。糖尿病で通院している54歳女性は、昨年8月に続いてまた右肩~肩甲骨部の蜂窩織炎+膿瘍で受診した。統合失調症があり、血糖コントロールがふだんから悪く、入院して食事療法を行うとあっさり良くなっていた。切開排膿もしたので外科入院となった。入院中は内科でインスリンの指示を出す。ミニスライディングで強化療法とした。

 結局大物は来なかったがとにかく数がすごい。外科は大学からの応援医師が(外科としては)あまりの受診の多さに腹を立てていたが、内科はその倍以上ある。慣れているので適当に流している(スレた医者になったものだ)。明日の日直は内科の若い先生なので、今日のような受診数ではパニックになってしまうのではないか。医師会の当番医はあるが、あまりそちらには行っていないようだ。

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