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なんでも内科診療日誌

とりあえず何でも診ている内科の診療記録

皮下注を試そうか

2013年09月01日 | Weblog

 明日基幹病院の腫瘍内科から転院してくる胃癌の緩和ケアの患者さんは塩酸モルヒネの皮下注をしているという話だった。当院の緩和ケアチームも皮下注用のデバイスを購入したと宣伝していた。ただし実際に緩和ケアをしているのは内科と外科で、どちらもCVラインかCVポートから点滴するため、ほとんど使っていない。一番緩和ケアをしているのは、他院からの紹介を受ける内科の私だが、最近は無理にCVラインを入れないで末梢から点滴したいと考えている。そうはいっても、点滴が入らないと病棟の看護師さんは困ってしまう。塩酸モルヒネの持続点滴は皮下注を試すいい機会かもしれない。500ml/日の補液も皮下注できることになっているが、そこはまだ悩んでいる。

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