動物園にはさまざまな人気者がいるが、常時はしゃいで見せてくれるわけではない。
ライオンのフィールドはバスに乗って中まで入って観察したりちょっと餌をやったりできる。
しかし上から覗くとだらーっと寝そべったり大人しいものだった。
チンパンジーは壁に寄りかかって日向ぼっこ。動く気配がない。
そういうのに比べるとチーターはきりっとしていた。
周囲の警戒に怠りない。
チーターの近くにサーバルというのがいた。
ライオンやチーターと同じくネコ科だけれど、ネコ属ということで確かに猫に似ている。
アフリカ南部の草原や沼地に住んで小さな哺乳類や鳥類を捕まえるらしい。
耳の大きさが際立ち聴力のすごさを思わせる。
なお、今日2月22日はニャンニャンニャンで猫の日だそうだ。
体の大きいゾウも人気者の代表だ。
3頭のアフリカゾウがいた。
右側の2頭は39歳の雌(ちーき)と5歳の雄(とむ)だ。
とむの方がまだまだやんちゃな子供でちーきが遊び相手と教育係をやっているようだ。
とむが体をゴリゴリ押し付けていったりしてもちーきが優しく受け止めていた。
左側の大きいゾウは推定50歳の雌(アコ)だ。
もう40年も多摩動物園に住んでいるそうでアフリカ象としては国内最長寿だ。
なおアジア象の国内最長寿は井の頭自然文化園にいる「はな子」で68歳だそうだ。