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高千穂、早朝の荒立神社。祭神は猿田彦大神と天鈿女命。
瓊瓊杵尊(ににぎのみこと)が降臨した際に出迎えて日向・高千穂に案内したのが猿田彦命。
瓊瓊杵尊の意により猿田彦命と天鈿女命が一緒に住むことになり、
くしふる峰の後方から切り出したばかりの荒木で家を建てて住居と定めたので荒立宮と呼ばれたそうだ。
暗いうちに参拝して、このあと雲海を見に行った。
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標高513mの国見ヶ丘からは阿蘇五岳や高千穂盆地が見渡せる。
特に秋から冬の日の出のころは雲海が高千穂盆地を覆う光景が楽しめるという。
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残念ながら日の出の方向の雲が高くて雲海に光の抑揚が乏しく、ご来光も見られなかった。
地元の人の話では、これでも今年の中では良い方だそうだ。
こういうのは何回も通わないと絶景に出会えないのだろう。
地元のテレビカメラマンも来ていたが、日の出の時刻に帰って行った。
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国見ヶ丘から高千穂峡まではすぐ近いが、バスを降りてからずーっと下っていく。
高千穂峡は五ヶ瀬川が阿蘇溶岩を浸食して生まれた東西に約7kmV字型の渓谷で
奇岩や柱状節理の断崖が続き、高いところで100m、平均80mの高さだそうだ。
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落差17mの真名井の滝は有名なスポットで夏の夜はライトアップされるという。
貸しボートで滝の下まで近づく写真もよく見かけるが、落石予防工事のため休業だった。
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真名井の滝ばかりでなく、岩の間から細かい流れが浸み出している。
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紅葉の見ごろが過ぎていたのが残念であったが、高千穂三橋を見る。
下から神橋(大正年間竣工、31m)、高千穂大橋(昭和30年竣工、96m)、神都高千穂大橋(平成15年竣工)
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お土産屋さんで見かけたポスター。
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高千穂を離れる前に、夜神楽を見せてもらった高千穂神社で正式参拝をした。
高千穂郷には554社もの神社があり、その中でも格の高い88の神社を「高千穂八十八社」と言い、
「高千穂八十八社」の総社として信仰を集めてきたのがこの高千穂神社で、平安時代以来1200年以上の歴史を持つ
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高千穂神社の秩父杉(樹齢800年 高さ55m、目通9m)
高千穂神社は鎌倉幕府の信仰が厚く、文治年間に頼朝は畠山重忠を代参として天下太平の祈願をした。
この杉は秩父の豪族だった畠山重忠が手植えをした秩父杉である。
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いかなることがあっても離れられない夫婦杉。