引き続き天神島で・・・
土曜日のハマゴウやハマボッスに比べるともう少し茎が伸びて、
その先端に薄いピンク色の花がかたまって咲いているのはナデシコの仲間。
ハマナデシコ(ナデシコ科)
よく見るカワラナデシコに比べると花弁の切れ込みがおとなしい。
花弁の根元にやや濃い筋の模様が入っている。
雄しべは10本で手前のやや薄い色の花に青紫の葯が残っている。
葯が全部なくなると、ちょっとカールした雌しべ2本が伸びるらしい。
ハマカンゾウ(ユリ科)
スカシユリは終わっていて、代わりに咲きだしたハマカンゾウは近所で見るノカンゾウそっくりだ。
ハマから風で飛んでくるには距離がありすぎると思いますが…?
カンゾウにもハマカンゾウというのがあるんですね。
これらは、昔々の大昔は同じものだったのが、置かれた環境に適応した
進化をしてきたのでしょうかね。葉は違っても花は変わらないようなのも
面白いなと思います。
ご近所の境川までハマナデシコが来ていましたか。
コンクリートなどがない時代は浜の植物がどの程度上流まで分布したのでしょうね。
ハマカンゾウはノカンゾウにとてもよく似ているように思います。
花以外の部分で違いがあるのは環境に対応してのことかもしれませんね。