丹沢湖・玄倉を訪れると、いろんな桜がちょうど見ごろになったところだった。
シダレザクラ
手前のピンク色が濃いのはオオヤマザクラらしい。
ビジターセンターの裏庭を歩いていると大きな声が聞こえた。
右手に見えるカエルが下の水たまりから出てきたようだ。
よく見るとアズマヒキガエルで、メスの背中にオスが乗っている。
抱接による産卵と受精を行うのだろう。
この姿でしばらく休んだ後じわりと移動を始めて
上の池に入って行った。
やや深みまで進んで
ついに産卵した。それまでじっとしていたオスも体を震わせたので放精したのだろう。
左下に見える丸いのはヤマアカガエルの卵だ。
そしてヤマアカガエルのオタマジャクシがアズマヒキガエルのまわりに集まりだした。
カエルの体をつついたりしている。
産卵を繰り返してヒモ状の卵塊がだんだん延びて行く。
アカガエルとヒキガエルでは卵塊の形状が対照的だ。
近くにもう一匹のオスが来たが仲間には入れない。
卵塊の周りにヤマアカガエルのオタマジャクシがいっぱい集まっている。
食べられてしまう心配はないのだろうか。
ピンク
丹沢山系にはアチコチでかけましたが、丹沢湖はご無沙汰です。
暖かくなってカエルがおおうかれです。
暖かな日が続いて、生き物たちの活動も盛ん。
このアズマヒキガエル、水から離れたところで出会って
君のこともう離さない!状態なんですね。オスを背中に乗っけたまま
水の中まで歩いていくメスは重いでしょうに…^^;
長々と繋がった卵を産んでいくんですね。周りにおたまじゃくしがいっぱい!
寄ってきたということは、やっぱりどの部分かは食べるのかもしれませんね。
この大量のおたまじゃくしの中から、卵の中から、大人のカエルになって
卵を産むものはどのくらいの確率なのやら。
いい雰囲気になりますね!
美しい 風景ですね♪
ピンク色した桜?は 枝垂桜ばかりではないのですね!
もう少ししたら、外大グラウンドの道路脇にピンクで八重の山桜?(里桜?)が
葉と一緒に顔を出す頃でしょうか?
カエルの産卵までの様子は 実に不思議ですね!
雌カエルは お腹の中に既に卵を持っているのでしょうか?
魚も同じような産卵でしたね?
卵からオタマジャクシになったばかりの生物が
他のカエルの卵を食べるんですか!!!
この状態は 考えていると、又「夜も寝られない」?状態に陥りそうです。
やはり、生物の生態は 子供達にも実際に見る機会があった方が 理解し易いでしょうね。
少し前、小学校に「ビオトープ」を作るのがブームのように
なりました。
母校でも創立○○周年の記念に 作られましたが その後管理は上手く出来ているのでしょうか?
家の近くでカエルの声を聞くことがほとんどなくなりましたね。
今日一日だけは冷たい雨が降りましたが、確実に春の陽気になりました。
生き物たちの動きも活発になってきたので楽しみです。
オンブバッタなんかもそうですが、オスは小さいので歩くのは何の問題も内容でした。
オスはとにかくしっかり抱きついています。そうでないと邪魔ものが隙を狙っていますから。
オタマジャクシは少なくも卵塊の表面ぐらいは食べそうですね。
オタマジャクシはトンボのヤゴなどに食べられ蛙になってもどれぐらい生き残れるのでしょう。
この池にもヤマカガシが盛んに出没するらしいです。
ピンクが濃い桜もいろいろありますね。
外大のところは八重桜ですか。重厚な感じになりますね。
雌カエルは冬眠の間にお腹の中に卵を用意しているのでしょうね。
卵塊の表面はゼリー状で養分を含んでいてオタマジャクシが卵から孵って食べるようです。
さてヒキガエルの卵塊はどうなっていくのか気がかりです。