長すぎたので、これまで登場しなかったものを集めて最後とする。
カワラナデシコ(ナデシコ科)
ふだん園芸的に見かけるカワラナデシコを山で見たのは初めてだ。
このあたりにはタカネナデシコというのもあるらしいが、区別をよく知らない。
マツムシソウ(マツムシソウ科)
マツムシソウは少し早かったようで数が少なかった。
そして虫にやられるのか花が不完全なものも多かった。
ヤマオダマキ(キンポウゲ科)
近所で見るオダマキに比べるとヤマオダマキは何となくたおやかだった。
萼も全部黄色いキバナノヤマオダマキとか別種のミヤマオダマキというのもあるそうだ。
シャジクソウ(マメ科)車軸草
掌状複葉だけれど小葉が輪生しているように見える。
マメ科らしい花は地面近くに咲く。
近所のどこでも見るシロツメクサやアカツメクサはシャジクソウの仲間だ。
ミヤマホツツジ(ツツジ科)
きょうの花の中で、この花だけが落葉低木だ。
見たときにはホツツジと教えてもらったが、調べるとミヤマホツツジらしい。
ホツツジは花柱がほとんど曲がらないが、ミヤマホツツジは上方向に丸まる。
合弁花だけれど深く3裂し反り返っているので離弁花のように見える。
クガイソウ(ゴマノハグサ科)(九蓋草,九階草)
遊歩道沿いのある場所はクガイソウの群生地になっていた。
クガイソウの茎には葉が4~8ずつ輪生する。
輪生した葉の蓋すなわち笠のようなものが九層あるということなのだろう。
トモエシオガマ(ゴマノハグサ科)巴塩竃
トモエシオガマも1ヶ所だけたくさん咲いているところがあった、
シオガマギクに似ているが、花が茎の上部にまとまってネジレて付くので「巴形」に見える。
グンバイヅル (ゴマノハグサ科) 軍配蔓
グンバイヅルは歩いている途中ずっと見られた。
長野県と群馬県の狭い範囲にだけ分布する多年草だそうだ。
果実が扁平な軍配形をしているのが名前の由来。
5回にわたって延々と花の羅列を見ていただいてありがとうございました。
こんなに沢山の花々が!!!
何度かここへは参りましたが、何時もこの時期を過ぎてからでした。
来年はこの時期にしてみましょう!
渋川に義妹夫妻が居るので比較的訪れやすいところなんです。
そう言えば今年は海外行きがあったので、白根山のコマクサも見ず仕舞いでした。
おーちゃんが、写真を撮っている姿を思い浮かべるのですが、おーちゃんは腰が丈夫ですね。花を撮る時って案外しゃがみこんだりして腰を使いますよね。
さすが信州という感じがします。
植物園の人の手によるものでなく、本当の自然がいっぱいのような感じがします。
珍しい花をたくさん楽しませていただきました。
ありがとうございました。
信州へもいつか旅行してみたいものです。
高原は、一足早く、秋の装いですね。
マツムシソウ、確かに、同じ花弁珍しく、不思議に思っておりました。
巴シオガマ、綺麗なピンク色、印象的です。
グンバイズル、まだ咲いているのですね。六月の始めころに見られました。自生は、貴重です。
シャジクソウ、始めての花です。
明日天気がよければ、白馬の八方大池まで、登って来たいと思います。
どんな花と出会えるかしら?楽しみです。
他にも珍しい花ばかりです。名前はカタカナで無くこの場合漢字の方が分かりやすいですね。
そうですか。花の多い時期でラッキーでした。
歩きやすくていいところですね。
来年は良い季節にお訪ねください。
ときどき撮った後。腰が伸びないことがあります。
現役の方はお忙しいでしょうけれど、ご都合がついたら信州などの高原や山にもお出かけください。
マツムシソウはそろそろたくさん見られるかもと推察しています。
私もシャジクソウは初めて見ましたが、帰化植物のクローバーたちと同じ仲間なのが面白いです。
八方大池、いろんな花が咲いていることでしょう。楽しみですね。
今回いっしょに行った中ではマツムシソウが好きな人も多かったです。
日本人には漢字名前が分かりやすいですね。