ウラギンシジミの幼虫が食べるムラサキナツフジ(サツマサッコウ)の花は、
ほかの虫たちにも人気があるようだ。
クロウリハムシは蕾までせっせと食べている。
林縁や草原ではツユムシの仲間が草の上に止まっていることが多い。
彼らも草食性で花や蕾などを食べる。
こちらはセスジツユムシの褐色タイプのようだ。
この場所では食べるものがなさそうに思うが・・・
雑木林のガンクビソウの上にいるのはハイイロチョッキリだろうか。
クヌギやコナラの葉を食べるほか、ドングリに卵を産み付け小枝ごと切り落とす。
そのために、象の鼻のように見える長い口吻を持っている。
一方的に糧となる場合もあったり、いろいろのようですね。
うまく行っているときは絶妙のバランスがとれているけれど、
バランスが崩れると極端な場合砂漠化にまで繋がったりもするのでしょうね。
チョウに代表されるように蜜を提供する代わりに受粉を手伝ってもらう。
そういう共生も多いですが、花や葉などを食べられる関係も多いですね。
案外それが数のバランスを取っていることになるのかもしれません。
また食べつくすと、自分たちの食べ物が絶滅すると知っているような気もします。