瀬谷市民の森に近い小さな公園で紅い花が咲いていた。
カリステモン(フトモモ科)ブラシノキ、金宝樹
ブラシノキだ。
2005年にブログを始めて最初は桜や藤などの花も載せていたが、
その方面に無知だった私が色んな花に興味を持つきっかけになった木だ。
となりの区の方を自転車で走っていたら、ある家のお庭に紅いブラシみたいな花があった。
名前が分からないけど面白いものがあるなあと思って眺めていた。
2階の窓に女性が顔を出されたので聞いてみると金宝樹ですとのこと。
家に帰って調べたらブラシの木ともいうと知ってなるほどと思った。
それ以来、いろんな花を観察するようになった。
枝先の方にいくつかの花が集まってブラシのような花序を作っている。
紅いのはたくさんの雄しべだ。
雄しべが落ちたのを見ると雌しべや花弁や萼の様子が分かる。
雌しべも枯れて果実になり始めたところ。
これは昨年の果実。木質化しているが、ここにはまだ種子が入っている。
発芽機能を持ち続けて、森林火災などで木が燃えると割れて種子を放出するらしい。