横浜のほほん

横浜のはずれで、のほほんと暮らす男の見聞、考察、感想をつれづれに記す

蔓に咲く小さな花

2008-06-28 07:46:13 | 近所

近所の高校のフェンスから垂れ下がる蔓にアオツヅラフジの花が咲いていた。


アオツヅラフジ(アオツヅラフジ科)
この形の葉を見るとアオツヅラフジかなと推測できるのだけれど、
けっこう変化があるので葉の形を頼りに探すと失敗する。


花の外側で花弁のように見える白いものは萼片で、
その内側にあって真ん中が黄色く先が白く2裂しているのが花弁だそうだ。
アオツヅラフジは雌雄異株で、これは雄花。


こちらが雌花でひとつの花から6個程度の実がなり、熟すと青いブドウのようにも見える。
しかしアオツヅラフジはブドウ科の仲間ではない。


ノブドウ(ブドウ科)
同じ高校のフェンスで蔓を伸ばしているノブドウのほうはブドウの仲間だ。。
5枚の花弁は落ちやすく、後に花盤と雌しべが残る。


出来始めた実は、これから色の変化を楽しませてくれるが食べて美味しくはない。


ヤブガラシ(ブドウ科)
ヤブガラシは名前の通りよく蔓延る。
4枚の花弁はノブドウ以上に落ちやすく残っているのを見つけるのが難しい。