横浜のほほん

横浜のはずれで、のほほんと暮らす男の見聞、考察、感想をつれづれに記す

見えても撮れない、見えなくても写る

2008-02-19 08:22:51 | あれこれ

横浜の田舎とはいえ都会に近い我が家からは、
望遠鏡を使っても星いっぱいの空は見えそうにない。


これらは我が家から撮ったもの。
だけど肉眼でもこのように見えたわけではなく、ズームしたレンズを通した画像だ。
そして星ではなく日の光がこのように写ったものだ。


少しズームと角度を変えると、こんな写真になった。
朝起きて窓ガラス越しに外を見ると、太陽が上がり始め林の間から光が差す。
肉眼では、枝や葉の間からこぼれる光が細い線になって輝いて見える。
何とか撮ってみようとするのだけれど、
シャッター速度や絞りを変えても上の写真のように星空になってしまう。


別の日にシャッター速度をうんと遅くして角度を変えて撮ると光の線にはなった。
しかし目で見るのは、これとは違う。
うまく表現できないが、光線の1本1本に細かい虹色の点が輝いているのだ。


見えているものが撮れなくて、見えていないものが撮れる。
興味深いことだ。

間にガラス窓を通していることも何か関係しているかもしれない。