横浜のほほん

横浜のはずれで、のほほんと暮らす男の見聞、考察、感想をつれづれに記す

馬酔木

2007-03-01 07:56:52 | 近所

アセビ(ツツジ科) アシビ、アセボ、馬酔木
馬酔木(あしび)という言葉から、水原秋桜子と俳句を連想する。

馬酔木咲く  金堂の扉に  わが触れぬ
馬酔木より  低き門なり  浄瑠璃寺
来しかたや 馬酔木咲く野の 日のひかり


佐々木綾華が主幹の俳詩「破魔弓」は昭和3年に「馬酔木」と改題された。
すでに実質的に切り回していた秋桜子は、昭和9年から主宰することになる。

義父が大阪馬酔木会に参加したのは昭和7年であった。


訂正:俳誌の名前を破魔矢としていましたが、破魔弓が正しいようなので訂正します。