初めて葛西臨海公園に行って見た。
広い池や森は人工だけれど、豊かな自然が根付いている。
池の草の中で何かが動くのが見える。
小鳥のようだが、なかなか出てきてくれない。
ようやく出てきたのは、タマシギというチドリ目シギ科の鳥らしい。
大きさは24、5cmで、この化粧というか隈取りは特徴的だ。
ギョロっとした目も面白い。
昔は日本中に豊富にあった水田、湿地、草のある流れが少なくなり、
タマシギも絶滅が危惧されている。
ひとしきり餌をついばんだあと、しばらくの間こうして寝ていた。
浮いているのか立っているのか分からない、小さな鳥が遠くに見えた。
模様が地味なのでタマシギほど自信はないが、
シギ科の仲間のハマシギではなかろうか。