横浜のほほん

横浜のはずれで、のほほんと暮らす男の見聞、考察、感想をつれづれに記す

ウナギをつかむ

2006-10-02 11:32:27 | 近所

名前で有名になっているママコノシリヌグイに似た花を
泉の森の湿地で見つけた。
ミゾソバやタニソバにも似ているが、
アキノウナギツカミ(秋の鰻つかみ)とは面白い名前だ。
(ママコノシリヌグイは ちいさな花たち 参照)


アキノウナギツカミ(タデ科)
仲間たちと同じように花弁でない萼片の、白にピンクが入ったのがいい感じだ。


細長い葉が茎を抱くのと、茎や葉に細かいトゲがあるのが特徴で、
トゲのお陰でウナギをつかめるということのようだ。


イシミカワ(タデ科)
もう一つママコノシリヌグイに似て鋭いトゲを持っているのが、このイシミカワ。
これは花が地味すぎて分かりにくい。昨年ちょっと勉強した。
イシミカワの地味な花、青や紫の実、黒い種のことは イシミカワ 参照


タデ科の仲間は花が小さかったり地味だったりする。
ハナタデはイヌタデなどより花がまばらにつき、なおさら地味だ。


ハナタデ(タデ科)
花穂が細長く伸び、バックに少し暈けて写っている葉には黒い斑紋がある。


仲間の花たちは小さく、咲いているのを撮るのは難しい。