横浜市と町田市にまたがる「こどもの国」は
広さ100万㎡のこどものための自然公園で、
こども動物園、サッカー場、プール、スケート場、野外炊事場など多くの施設があり、
幼稚園や小学校の行事にも利用される。
きょうから「おとぎの広場」も開かれて親子で遊べる。
園内は自然も豊かで、今は梅が見ごろのほかマンサクやサンシュユも咲いている。
椿の森には600種7000本のツバキ、サザンカが植えられていて
ツバキはこれからが見頃で蕾の木も多かった。
そんな中で咲いていたものから何点か上げておく。
太郎冠者(侘助) 北の洋
太郎冠者はたくさん咲いており、ツバキの中で早く咲くほうなのだろう。
北の洋は新潟生まれユキツバキの系統らしいが、キタノナダなのかキタノヨウなのか知らない。
加茂本阿弥 五色八重散椿
どちらもヤブツバキの系統だそうだ。
加茂本阿弥はかなりの大輪だ。
五色八重散椿はちりつばきの名の通り、椿には珍しく八重の花が一枚ずつ散っていく。
ハイドゥン:ベトナム産
温室には南方系のツバキが咲いている。
花弁が肉厚で濃いピンクのハイドゥンはベトナムで旧正月を祝うめでたい花だという。
金花茶(キンカチャ):中国産
ハイドゥンのとなりに黄色いツバキが咲いている。
ツバキは中国では茶と表記される。
ツヤのある八重の黄色いツバキはまさに金花茶だ。