古いタイプのトウモロコシ(硬質)を無農薬で栽培しているのですが、害虫特にアワノメイガに今年も困っています。その対策のため、毎日のようにトウモロコシ畑を見回っています。注意して観察するのは雄穂と茎です。雄穂が倒れていると100%アワノメイガが茎に侵入しています。また、雄穂が倒れていなくても茎に侵入痕があると、やはり100%アワノメイガが茎に侵入しています。
倒れたトウモロコシの雄穂 害虫アワノメイガの侵入痕
害虫であるアワノメイガの茎への侵入を確認すると、新入痕の数cm下をばっさりと切断します。こうしないと、いずれ食用にする雌穂に侵入するのです。新入痕すぐ近くの茎を割ると、中から害虫であるアワノメイガが出てきます。こんな風にしながらトウモロコシの害虫を退治しています。無農薬でトウモロコシを栽培するためには、手を使って直接害虫を退治するしかありません。
茎を折ると中から害虫が 茎を切断後のトウモロコシ
このようにしてトウモロコシの害虫を退治しているのですが、それでも実に入られることがあります。実に入られると、実だけを食い荒らされてしまいます。農薬を使えば楽に防除できるのでしょうが、広くないトウモロコシ畑ですので手で防除しています。
スイートコーンではないため、とても硬質の実ができます。焼いて食べると、昔懐かしい味が美味しいトウモロコシです。とても実が硬いトウモロコシですので、製粉してコーンスープにして食べようかなと思っています。団子にしても良いかも知れません。
害虫にやられず育っているトウモロコシの実
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