この古いクラウン製トランジスタラジオ HT-70の修理履歴です。それぞれをクリックしてください。
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修理(5/5)
このところ雨が続くため、しばらく止めていたラジオの修理を再開しました。再開したのは古いクラウン製トランジスタラジオ HT-70の修理です。ラジオの故障原因はだいたい1ヶ所のことが多いのですが、このトランジスタラジオは3ヶ所もの故障(①周波数変換回路,②検波回路,③低周波増幅回路)がありました。このため、修理に少し時間がかかりました。
修理したトランジスタラジオの回路基板を筐体に戻す
電子回路の修理は既に終わっているので、回路基板を筐体に入れて修理は終わりです。このラジオは真空管ラジオの形を引きずっています。底にある二ヶ所の穴からネジを通して、基板と筐体を固定します。回路基板を固定すると、スイッチ兼音量つまみ,音質調整(トーンコントロール)つまみ,そしてチューニングつまみを取り付けました。
電子基板を筐体に挿入 底の穴からネジを通す 各種つまみを固定
次に、電子基板から伸びたアンテナ線を外部端子に接続しました。そして、筐体に付いたスピーカーに音声出力端子を接続しました。携帯用ラジオと違い、据え置き型ラジオは音質が命です。そのため大型のスピーカーを使っています。最後に電源BOXを筐体に取り付けました。このラジオは据え置き型であるにも関わらず、100V交流電源を使っていません。長持ちするように、単1電池3個直列を2組並列にしています。
外部アンテナ端子に接続 音声出力をスピーカーに 電源BOXを納める
ラジオが治ったことを確認するため電源用電池を入れました。電源スイッチを入れて音量を少しずつ上げるとサーっと言うホワイトノイズが聞こえるようなります。その状態でチューニングつまみを回すと、次々にラジオ放送を受信することができました。このため、トラッキング調整は必要ないようです。各つまみは正常に動作しました。ややAGCの効きが悪いように思いましたが、実用上問題ありません。このラジオ、音質が良いのでこれから毎日聞こうと思います。
最後に、ラジオの顔である表面を綺麗に拭く
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