東京里山農業日誌

東京郊外で仕事のかたわら稲作畑作などをしていましたが、2012年4月に故郷の山口県に拠点を移して同活動をしています。

高松八幡宮 秋の大祭,父親の墓参り

2013年09月24日 | ふるさと



 田布施町麻郷にある高松八幡宮の秋の大祭が23日ありました。去年は10年に一度の大祭でしたが、今年はその間の大祭です。去年は40年ぶりのお祭り参加で、わけも分からず見学しただけでした。今年は、縁あって麻郷ふるさと会に入っての参加でした。午前中、お祭りで披露する麻郷嵯峨音頭で使う太鼓などの運搬手伝いをしました。

     公民館からの太鼓など運搬手伝い       お彼岸のため、父親のお墓詣り
 

 太鼓などの運搬が終わると、大祭開始まで少し時間があります。その時間、平生にある父親のお墓にお参りをしました。お彼岸のためか、私同様に数組がお墓詣りしていました。お墓詣りが終わると、一度我家に戻りました。そして、大祭抽選券を持って高松八幡宮に向かいました。境内は、お祭りのため華やかな雰囲気が漂っていました。

  太鼓を叩く前、お祭りの服装に着替え          巫女舞いを準備する女の子
 

 境内では、お祭りの服装に着替える子供達や、栄えある巫女舞いに選ばれた女の子達が準備を整えていました。しばらくして、拝殿内で大祭開催のお祈りが始まりました。お供え物の奉納や玉串奉納などがしめやかに執り行われていきました。

             大祭開催のお祈り開始、宮司に合わせ皆こうべを垂れる


 巫女舞いが始まると、だんだん大祭が盛り上がります。お賽銭箱の近くにいたためか、この頃になるとお賽銭を投げ入れる音が増えてきました。お参りの人が増えてきたためでしょう。宮司さんの挨拶が終わると、お祭り本番です。最初、氏子総代による鏡開きがありました。そして、いよいよ麻郷ふるさと会による麻郷嵯峨音頭の披露です。

      舞っている、4人の巫女さん            氏子総代による鏡開き
 

 今日は秋晴れでした。神社内は緑がいっぱいで、空も青いっぱいでした。普段は静かな境内ですが、熱気が満ち溢れていました。最初、境内の広場で麻郷嵯峨音頭の披露です。嵯峨音頭はとても古く、主に盆踊りで踊ります。いつの頃か高松八幡宮の大祭で披露されるようになりました。古い文献のよると、嵯峨音頭は室町時代の念仏踊りが起源との話もあります。少なくとも江戸時代にはこの麻郷で踊られていたようです。

                 麻郷ふるさと会による麻郷嵯峨音頭の披露


 麻郷嵯峨音頭を披露した子供達は、8月の盆踊りのために6月頃から練習しています。私は、太鼓も踊り歌も中途半端にしか覚えられませんでしたが、子供達は盆踊りから一ヶ月以上経っているにも関わらず、上手に太鼓を叩いていました。

                 麻郷嵯峨音頭の太鼓を上手に叩く子供達


 麻郷嵯峨音頭が披露されている間、その付近を回ってみました。氏子総代の方がお神酒を勧めていました。今年総代になった同級生のT君も楽しそうにお神酒を勧めていました。夜もお勤めがあるとのことでした。ご苦労様です。ところで、福引引換券を持ってきたので抽選をしました。外れはないとのこと。私は5等のチョコレートが当たりました。

    お神酒を勧めている総代の方々             福引抽選と引き換え所
 

 麻郷嵯峨音頭の披露が終わると、すぐに太鼓などを片づけて軽トラックで麻郷公民館に運びました。そして、軽トラックから降ろして所定の場所に収めました。無事に終わって、麻郷ふるさとの会の方々は公民館の玄関で水分を補給しました。大祭のお手伝いが無事に終わって今度は、11月の麻郷公民館祭りの出し物などの話題で盛り上がりました。
 皆さんお疲れ様でした。

   傷つけないように大太鼓を運搬       麻郷公民館祭りの話題に花が咲く
 


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