東京里山農業日誌

東京郊外で仕事のかたわら稲作畑作などをしていましたが、2012年4月に故郷の山口県に拠点を移して同活動をしています。

紅花の花びらを収穫し天日乾燥

2020年07月01日 | 綿栽培,糸つむぎ,織り,染色

 紅花の花びらを収穫する季節になりました。次から次に黄色の花が咲きます。我家では一畝しか栽培していないですが、もっとたくさん栽培すれば畑一面が黄色く映えると思います。来年は3畝位栽培してみようかと思っています。しかしながら雨が多いこの季節、毎日のように咲く花を次々に収穫して天日乾燥するのはなかなか大変です。

     天日乾燥中の紅花の花びら(左:乾燥前,右:乾燥後)


 以前、町田市の確か藕絲館で、紅花の花びら収穫ボランティアをしたことがあります。その時は、茎や葉ごと伐採した紅花が部屋にどっさり山のように持ち込まれました。すると、皆がそれを取り囲んで花びらだけを収穫していました。棘が痛いので軍手をはめていたように思います。ちなみに藕絲館では、薬師池で栽培されているハスの茎から糸を取り出して布を織っています。

   紅花の花びら     雨に当たった花びら  棘に刺されないよう収穫
  

 ちなみに、去年までは園芸用の紅花を栽培していました。今年から、知人からいただいた紅花(染色用とのこと)を栽培しています。園芸用と比べて、棘が鋭いため収穫が少しばかり大変です。棘に逆らわない向きに花びらを収穫することが、刺されないこつです。収穫した花びらは、日差しに当てながら数日間天日乾燥します。カラカラに乾燥すれば、いつでも紅花染めに使えます。

          葉先に鋭い棘がある紅花の花びら


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 雨と雨の合間に、小豆の芽欠... | トップ | 赤手ガニの子供を捕まえて観察 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

綿栽培,糸つむぎ,織り,染色」カテゴリの最新記事