東京里山農業日誌

東京郊外で仕事のかたわら稲作畑作などをしていましたが、2012年4月に故郷の山口県に拠点を移して同活動をしています。

柳井市 新庄~柳北方面 史跡巡りウォーキング(2/3)

2021年07月03日 | 歴史探訪他ウォーキング

 荒神社・明神社を見終わると、フラワーランドに向かって山沿いを歩きました。歩いた山裾に沿って水路が延びていました。この水路は江戸時代に岩政次郎右衛門が築いたものです。水が流れているかと覗き込みましが、流れていませんでした。梅雨はまだ終わっていませんが、田植えがほぼ終わったので水は必要ないのでしょうか。フラワーランドの南端に着くと、道を大きく左折しました。そして、緩い上り坂を良照寺跡に向かって歩きました。その途中で、二人の仲間の方と合流しました。

           河村五良の銅像前で功績などの説明


 良照寺は防陽八十八箇所霊場の八十六番札所です。ちなみに、良照寺前の八十五番札所は余田の福楽寺です。良照寺後の八十七箇所札所は新庄の欽慶寺です。なお、国木田独歩が麻郷高塔で仮寓していた吉見家の墓所がこの欽慶寺にあるそうです。郷土館の「国木田独歩生誕150年記念展示会」開催までに一度行ってみたいと思います。ところで、良照寺跡は今は無人ですが、以前一人のお婆さんが土地を借りて住んでいたとのことです。

   無人の良照寺跡     静かな秋葉神社    馬皿を見下ろす大師堂
  

 次に秋葉神社に行きました。小さなお社です。地元の方が大切にしているのか、綺麗に掃除されていました。続いて民家脇の細い道を通って河村五良の銅像前に行きました。以前大平山に登った史跡巡りウォーキング時にこの銅像前を通りました。その時は河村五良について何も知りませんでした。佐藤栄作,佐藤信二の熱烈な応援者だったことや、県会議長などを歴任するなど地元に貢献したことの説明をK君より受けました。銅像は、生まれ故郷を向いているそうです。

     開けた馬皿の景色         馬皿を見下ろしながら休憩
 

 河村五良の銅像を過ぎると、柳北に向かって歩きました。そして、柳北小学校の手前で左手にある大師堂に向かいました。この大師堂前に岩政次郎右衛門が築いた水路があるのですが、水が枯れて落葉が溜まっていました。ところが、少し経つと上流から泥水が流れてきました。最初は泥水だったのですが、しばらくすると綺麗な水が流れてきました。この水路脇に座って、馬皿を見下ろしながら昼食休憩を取りました。

  柳井川脇のお地蔵様    稲荷神社に向かう     山傍の稲荷神社
  

 休憩が終わると、山を下って柳井川のお地蔵様数体を見学しました。柳井川を工事中に見つかったお地蔵様を安置しているとのことです。続いて、トイレ休憩などのため柳北ローソンに立ち寄りました。10分程度立ったまま休憩すると、次の史跡である稲荷神社に向かいました。この頃になると、暑さも加わって疲れが少し出てきました。稲荷神社を見終わると、弥山寺に向かいました。

     楽しくウォーキングした柳井市新庄~柳北の史跡巡りコース



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