東京里山農業日誌

東京郊外で仕事のかたわら稲作畑作などをしていましたが、2012年4月に故郷の山口県に拠点を移して同活動をしています。

小麦畑に防鳥を張る(2/2)、桃の下草刈り

2015年05月28日 | 麦,穀類,雑穀

 小麦畑は、9m x 13mの防鳥網を2張り被覆しましたが、もう1張り網を張る必要があります。今回、もう1張りの網を購入して張りました。前回は3人で張ったので、スムーズに張ることができました。今回は一人で張ってみました。予想した通り、一人で均等に張るのは難しいことが分かりました。片方を軽く張った後、もう片方へ行って引っ張ると片側が偏ってしまうのです。孤軍奮闘して、なんとか張ることができましたが、網に偏りが出てしまいました。

 最初、網の片側を固定    網の片側を引っ張る   網をなんとか張り終わる   
  

 水田でお米を作っていた頃を思い出しました。お米を作っている人が周りにいないと、スズメや鳩が大群で押し寄せます。網を張っていても、スルリと通り抜けるのです。今回使った網の網目は4cm x 4cmです。鳩は入れませんが、スズメは難なく入れます。スズメの胴体は細いので、羽をすぼめると4cm位の網目を軽く通り抜けるのです。3cm x 3cmの網目の防鳥網も売っていますが、とても高価で重くしかも張るのがなかなか難しいのです。今回張った防鳥網は効果があるでしょうか。はたして何割の減収となるでしょうか。

       麦畑の上を覆った防鳥網、どの程度の効果があるか


 防鳥網を張り終わると、別の畑の作業をしました。来月は梅雨となり、作業が停滞することが多くなります。今のうちに、種まき,移植,草刈りなどを済ませておかなければなりません。
 今回は、桃園などの下草刈りを済ませておきました。耕耘機のロータリーを回して、桃の下に生える雑草をかき回して除草しておきました。しばらくは雑草の勢いがないでしょう。除草の一番のこつは、雑草が大きくなってから刈るのではなく、小さなうちに刈っておくことです。大きくなると、草刈機や耕運機では一度に刈り取りできず、しかも根が残ってしまいます。小さなうちは根ごと耕せるので効果があります。雑草の上を見て刈るのではなく、雑草の根を見ながら刈るのです。

       桃園の下草を、耕運機のロータリを回して耕耘除草


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