東京里山農業日誌

東京郊外で仕事のかたわら稲作畑作などをしていましたが、2012年4月に故郷の山口県に拠点を移して同活動をしています。

半ば放置のトウモロコシ畑、思いがけずたくさん収穫

2016年10月12日 | 野菜:果菜

 6月中旬に種を蒔いた硬質トウモロコシを収穫しました。種を蒔いた後、一度だけ根元の雑草を取りましたが、あとは放置していたトウモロコシ畑でした。農薬をいっさい使わなかったためトウモロコシの害虫アワノメイガが大発しました。そのため、あまり収穫を見込めないと思っていました。冬の前にトウモロコシ畑を整理しなければなりません。ダメ元で実を収穫することにしました。

            根元が雑草で覆われたトウモロコシ畑


 予想通り、アワノメイガの食害によって何本かのトウモロコシが倒れていました。しかし、倒れなかったトウモロコシには茎一つに実が一つの割合であるではありませんか。全滅かと思っていたら、焼いたりコーンスープにして食べるだけの量は収穫できそうです。トウモロコシ畑を回って実を集めました。50本以上の実を収穫することができました。あれほど激しく害虫に食われたのに、これほど収穫できるとは。

  害虫被害のないトウモロコシの実     50本以上の実をいったん天日乾燥
 

 収穫した実は、一昨日の雨で湿っていました。そのた、数日間天日乾燥することにしました。試しに1本の皮を剥いでみました。すると、黄金のような実が並んでいました。これは美味しそうです。スイートコーンではないので、そのままでは食べられません。火であぶりながら軽く焦がすと、昔のトウモロコシの味が堪能できます。私が作っているトウモロコシは、昔の品種「甲州」に近いので、今お店で買うことができません。ある意味、贅沢品です。

     並んだ黄金色の実、軽く焦がすと昔のトウモロコシの味


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