東京里山農業日誌

東京郊外で仕事のかたわら稲作畑作などをしていましたが、2012年4月に故郷の山口県に拠点を移して同活動をしています。

子供用の背負いワラ籠(ほぼろ版)の試作(1/4)

2023年03月19日 | 綿栽培,糸つむぎ,織り,染色

 この五月連休中ににほぼろ製作講習会を開催する予定です。その時までに、猫ちぐら(ほぼろ版)に加えてもう一作見本を作ろうと思っています。それは子供が背負うことができる小さなワラ籠です。
 最初、大人用を作ろうと思いましたが、ワラが多く必要ですし時間がかかります。そのため子供用にしてみました。5歳位用です。いわばワラで作ったリュックサックでしょうか。この子供用背負い籠は、鹿野の農家レストランたぬきで見たほぼろがヒントになっています。

      子供が背負うことができるワラ籠(ほぼろ)の底部を縫う


 まず最初に、ほぼろと同じように馬を使ってほぼろの側面を組み上げました。そして、ほぼろの側面の端を結び合わせて円柱状に仕上げ的。次に、底面の円周側から内側5cmの箇所を鉤針を使って丸く縫い合わせました。ほぼろ製作専用に私が作った鉤針です。

  ほぼろの円周完成     円周側から5cm    ほぼろの底面を編む
  

 ほぼろの底面をバケツに被せると、平らに縫い合わせやすいです。また、あらかじめ底部を水に浸しておくと、ほぼろ底部のワラを90度内側に曲げやすいです。なお、今回は底部をチェーンステッチで縫い合わせました。
 なお、右手の人差し指に力がかかります。軍手をはめるか、人差し指にテープを巻いておくと指を痛めないですみます。

    次々にワラを内側に曲げる     もう少しでほぼろの底部が完成
 

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