屋根が出来上がると、丸い底部と屋根を含む円柱側面を合体させました。底部の円周の長さと、円柱の内壁円周の長さを合わせました。そして、両者をきっちり合体させたためアーチ状の屋根に猫が乗ってもつぶれない硬さになりました。その後、手持ち用の猫耳を取り付けました。もう少し太い縄で猫耳を作れば良かったかなと思います。
これで、ようやく猫ちぐら(ほぼろ版)が完成しました。オリジナル試作品なので、よく見ればあちこち変なところがあります。次に作る機会があれば、もう少し早く綺麗にできあがるのではないかと思います。
やっと完成した猫ちぐら(ほぼろ版)の試作品
今回丸い座布団状の底部と屋根を含む円柱側面部を、ぴったり合体させることにとても注意しました。ピッタリしていないと、側面がゆがんだり隙間が空いてしまいます。中に入る猫ちゃん自身は気にしないでしょうが、作り手としては気になります。作る以上は綺麗に作りたいものです。巻尺などを使って寸法をぴったり合わせたのが良かったようです。
最後に二つの猫耳を取り付けましたが、屋根を編んでいる時に太い縄で取りつけておけば良かったと思いました。屋根を完成後に取り付けようとすると、細い縄でしか通すことができませんので。
底部と側面を縫い合わせ 対称形に慎重に縫う 底部と側面が綺麗に合体
そんなこんなで、猫ちぐら(ほぼろ版)の試作品を完成させることができました。次からは、もう少し早く猫ちぐら(ほぼろ版)を作ることができると思います。とある人に見せたところ、作って欲しいとの注文が入りました。夏が終わる頃までに注文品を一つ作ろうと思っています。
春や冬などに開催してきたほぼろ製作講習会ですが、次回の講習会で猫ちぐら(ほぼろ版)を作ってみたい方がいれば教えようと思います。
猫耳取り付け前の猫ちぐら(ほぼろ版) 細い縄を取り付けて猫耳に