東京里山農業日誌

東京郊外で仕事のかたわら稲作畑作などをしていましたが、2012年4月に故郷の山口県に拠点を移して同活動をしています。

春の使者、たくさん生えたつくし

2019年03月08日 | 花,野草

 3月になって、なんとなく暖かく感じる日が多くなりました。風も肌を差すような冷たさがありません。たまたま郷土館に駐車した車の荷物を運んでいると、駐車場の周りにたくさんのつくしが生えていることに気が付きました。知らない間につくしが群生していました。

          駐車場の周りにたくさん生えていたつくし


 子供の頃によくつくしを取りました。そして、はかまを取って食べていました。シャリシャリするような食感で、あまり美味しいものではありません。ところで、つくしはスギナの胞子穂です。苔のように胞子が飛んで増えます。つくしがたくさん生えている地下には網目のようにスギナの根が絡み合っています。つくしが枯れるとスギナがどんどん出てきます。なかなかしぶとい雑草です。畑に生えたスギナには往生します。根のかけらが少しでも残っていると、その根から茎や葉が再生するのです。

   提灯のようなつくしの胞子穂       群生するように生えたつくし
 

コメント
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