東京里山農業日誌

東京郊外で仕事のかたわら稲作畑作などをしていましたが、2012年4月に故郷の山口県に拠点を移して同活動をしています。

八王子市 南大沢周辺の公園を散策(2/2)

2018年11月16日 | 歴史探訪他ウォーキング

 今回は旧戦車道を散策しました。この旧戦車道は、戦前に新規開発した戦車のテスト走行に使っていた道です。今は市民が楽しめるように、舗装されたサイクリングロードと木のチップを敷き詰めた歩行者用道路の二車線になっています。私が八王子に住み始めた頃、この旧戦車道は昔のままの戦車の走行テストができそうなほど荒れた山道でした。しばらくしないうちに、こんなに整備されていました。

 左はサイクリングロード、右は歩行者道、かつては荒れた戦車走行テスト用道路


 ところで、旧戦車道を散策する前に懐かしい南大沢の団地を横切りました。南大沢の住宅地は多摩ニュータウン開発期の後期に開発されました。私が八王子に住み始めた30年位前、京王電鉄橋本線は多摩ニュータウン駅が終点でした。そのため、南大沢から橋本の間は原生林のような状態でした。そのため、旧戦車道も尾根道沿いの荒れた山道でした。夜は怖くて歩けないほどでした。

南大沢駅と団地を結ぶ橋   京王電鉄の線路沿い     ぐるぐる流れる小川    
  

 旧戦車道はかつては荒れた山道でしたが、ボーイスカウトが歩くには最適の道でした。この道を、スカウトの行事によく使いました。ボーイスカウトの行事やその下見で、よく旧戦車道を歩きました。今は、サイクリングロードや歩行者用道路に変貌していました。しかし、その休憩箇所から見える丹沢山系や富士山は昔のままでした。

   南大沢の団地街を通り過ぎる      旧戦車道から見た丹沢山系
 

 旧戦車道はそのまま行くと町田市に入ります。今回は、町田市に入る直前で南大沢駅方面に戻る道に降りました。京王電鉄がまだ南大沢を走っていなかった頃、原野のようだった細い道はすっかり住宅地に変貌していました。住宅地にならなかった原野は公園になっていました。そして、その公園内に野鳥を観察できる塔が建っていました。ただ、その野鳥観察等は使われていないようです。錆びついていました。

 所々に休憩用机と椅子    野鳥観察用塔       公園内の木製橋
  

 その公園内を歩いていると、広場でターゲッゴルフを練習している方々がいました。ゴルフのような球を笠のように広がる網に入れる競技で、どちらかと言うと高齢者向けのスポーツでしょうか。知らない間にいろんなスポーツが考案されました。同じようなスポーツにゲートボールやグランドゴルフがあります。さて、公園から出て1時間ほどで南大沢駅に着きました。ちょいと汗ばんでいたので飲物を購入して休憩し、本屋さんで時間をつぶしてから我家に帰りました。

           今回散策した南大沢周辺の公園など


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