東京里山農業日誌

東京郊外で仕事のかたわら稲作畑作などをしていましたが、2012年4月に故郷の山口県に拠点を移して同活動をしています。

秋空の下、楽しい麦の種まき

2018年11月04日 | 麦,穀類,雑穀



 去年の麦の種まきは、だいぶ遅れてしまい11月末でした。そのため、芽生えがだいぶ遅れて12月下旬になってしまい。初夏の収量も多くありませんでした。今年はその反省を元に、昨日3日に麦の種をまきました。今回、大人に混じって子供二人が手伝ってくれました。

        上手に種まき器を押して、麦の種子をまく子供


 種まきは午後でしたので、小豆の畝を残して午前中に畑を耕しておきました。私は、昭和初めに使われていた手で押しながら種をまく道具を使っています。押すだけで簡単に種をまくことができるため、やってきた子供二人に交代で押してもらいました。現在はトラクター牽引の種まき機が普及しているようですが、昔ながらの種まき機は軽いため子供でも使えます。いつまでも残しておきたい優しい道具だと思います。

 午前中は麦畑用に耕耘   種を種まき機に入れる  押しながら楽しい種まき
  

 種まきを始める前、1リットル位の麦の種を種まき機にいれます。そして、午前中に筋をつけていた窪みに種をまいています。コロコロ押すだけで簡単です。続いて、まかれた麦の上に土を被せていきます。手で被せてもかまいせんし、両足で寄せてもかまいません。数日後に雨が降るようですので2週間後頃には麦が芽生えると思います。ちなみにパン用小麦のミナミノカオリです。何年も収穫しては種としてまいているので、来年は品種を変えた方が良いかも知れません。 

   両足で寄せながら土寄せ         小麦の種まきを見物する方々
 

 午後3時半からの種まきでしたので、種まきが終わった頃には空がやや暗くなってきました。広げたシートに腰を下ろして、駄菓子を食べたり、お茶やコーヒーを飲みながら休憩しました。そして、楽しい話題で談笑しました。この畑では今後、ソバの実の脱穀、小豆を収獲して羊羹作りなどをします。もしよかったら、またお手伝いよろしくお願いします。今日手伝ってくれた子供達にはサトウキビの茎をプレゼントしました。とても硬い茎、甘い汁を楽しむことができるでしょうか。お疲れさまでした。

   小麦の種まきを手伝っていただいた方々、手に持つのはサトウキビ




コメント
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