東京里山農業日誌

東京郊外で仕事のかたわら稲作畑作などをしていましたが、2012年4月に故郷の山口県に拠点を移して同活動をしています。

楽しい麦の刈り取りとジャガイモの収穫

2018年06月22日 | 麦,穀類,雑穀



 雨上がりの朝、小麦の刈り取りをしました。当初の予定では、麦刈り後すぐに脱穀することしていました。しかし、昨夜の雨ですっかり麦が湿っていました。そのため、今回は刈り取りだけで、はさ掛けして天日乾燥することにしました。ところで、スズメやハトなどの食害を防ぐため、小麦畑には防鳥糸を張っていました。その防鳥糸を回収する作業から始めました。

  今回刈り取った小麦、隣は藍       最初、防鳥糸の回収作業
 

 防鳥糸を回収後、防鳥糸を支えていた支柱も回収しました。そして、いよいよ麦刈りです。その昔はカマで刈り取りしていました。麦は根が抜けやすいため専用のノコギリガマを使うか、鋭利に切れるように普通のカマを丹念に研いで使っていました。今回は効率的に刈り取るためにバインダーを使いました。このバインダーは2001年に八王子市のある古老からいただいた機械です。以後17年使ってきました。

          いただいてから17年目のバインダーで麦刈り


 刈り取った麦は次々に結束されて放り出されます。その結束された麦はすかさず、横にした棒に掛けました。掛けた麦は数日間、天日乾燥させます。麦を全て刈り取りしてはさ掛けし終わると、3月上旬に植え付けたジャガイモを収穫しました。掘ったジャガイモは、麦の刈り取りに参加していただいた方々に全て差し上げました。ジャガイモの品種はメークインです。

刈り取りが終わった麦畑    ジャガイモを収穫     収穫したジャガイモ
  

 ジャガイモの収穫が終わった頃にお昼となりました。そのため、農作業をいったん中止してお昼をとりました。談笑しながらの楽しいお昼休憩でした。ところで、今回は麦が湿っていたため脱穀できません。今後の雨でさらに濡れないように、はさ掛けした麦の上にビニールシートを掛けました。一週間後頃の快晴日に脱穀する予定です。今回の麦の刈り取りを手伝っていただいた方々、あがとうございました。

     楽しいお昼休憩           麦にビニールシートを被覆
 

コメント
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