東京里山農業日誌

東京郊外で仕事のかたわら稲作畑作などをしていましたが、2012年4月に故郷の山口県に拠点を移して同活動をしています。

田布施町 波野の大内屋敷(末兼邸)を見学

2016年11月15日 | 歴史探訪他ウォーキング

 先日、大内弘直宝塔がある末兼邸にA君とEさんと一緒に出掛けました。末兼邸は今年の1月にも訪問したことがあります。10ヶ月ぶりの末兼邸です。今回は、この末兼邸を所有されている方の姉妹に案内していただきました。丁寧に案内していただいて感謝します。

  末兼邸に向かう階段     末兼邸の母屋      門内に大内弘直宝塔
  

 末兼邸を所有しておられるのは姉妹のお兄さんとのこと。現在97歳で施設に入所されているとのこと。戦争が終わって数年後、復員して日本に戻ってきたそうです。戦争で亡くなったとばかり思っていた父親が、復員してきた兄をみて豪泣したとのこと。妹さんが話してくれました。

            左から、Eさん,末兼姉,末兼妹,A君


 末兼邸を訪れて一番の収穫は蔵の扉が開いたことです。これまで開け方が分からなかったようです。私がその構造に気が付いて開けることができました。ライトを用意していなかったため、蔵の中は真っ暗でした。そのため、何があるか分かりませんでした。かろうじてスマートフォンのライトを点けると、手前に五段飾りのひな人形があることが分かりました。蔵の中にはいろいろと箱があるようでした。しかし、真っ暗なうえ、蜘蛛の巣がたくさんありました。そのため、ひな人形以外はよく分かりませんでした。

  草に覆われた灯篭    トイレ横にあった手水石    大内弘直の宝塔
  

 その数日後、私が郷土館に勤めている時に末兼の姉妹が来られました。そして、末兼邸で私が話をしたことに感謝しておられました。お土産をいただきました。2,3日後、お姉さんは東京練馬に戻るとのことでした。もう一度末兼邸で会うことのお話をして別れました。

   開いた重厚な扉     蔵内にあった雛人形   母屋の不思議な玄関
  

コメント
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