東京里山農業日誌

東京郊外で仕事のかたわら稲作畑作などをしていましたが、2012年4月に故郷の山口県に拠点を移して同活動をしています。

稗など、各種雑穀の苗作り開始

2014年06月03日 | 麦,穀類,雑穀

 今年も雑穀の苗作りを始めました。アマランサスは去年種をまきませんでしたので、一昨年採種して保存していた種を今回まきました。葉が赤いアマランサスです。
 苗を作る専用畝を作り、それぞれの雑穀の種をまきました。まいたのは、下左画像の右から、アマランサス、稗、鶏頭、シコクビエ、葉鶏頭です。

     並べた各種の雑穀の種             穂をもんで種を取っているシコクビエ
 

 これらの雑穀のうち、稗とシコクビエは東京から持ち帰ったものです。東京に住んでいた時に、山梨県や東京奥地の民俗調査の時に古老からいただいたものです。以降長年に渡って種継ぎしてきました。これら貴重な種をいただいた古老は、すでに亡くなっています。残念なことですが。

        葉鶏頭の穂から種を取り出す         種をまいた上に土をまぶす
 

 山口県に戻ってから、じっくりと雑穀に向き合おうと思っていました。各種雑穀を収穫するまでは可能になりました。しかし、史跡調査やウォーキングなどで忙しく、脱穀して,精白して,調理して,食べるまでに至っていません。
 食の歴史調査の意味でも、昔の人々が食べていたであろう食卓を再現してみたいと思っています。稗やシコクビエの加工や調理,トチやドングリ食,各種雑穀食などを試してみたいと思います。課題点がたくさんありますが。

                  種をまき終わって、発芽を待つ雑穀

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