東京里山農業日誌

東京郊外で仕事のかたわら稲作畑作などをしていましたが、2012年4月に故郷の山口県に拠点を移して同活動をしています。

食べる分ずつ、今年もジャガイモと里芋の収穫

2014年01月13日 | 野菜:芋類

 畑にまだ収穫していないジャガイモと里芋が何株か残っています。食べる分だけずつ、それらの芋を掘っています。今回は、ジャガイモと里芋を掘りました。最初に、夏に植えつけた秋ジャガイモ(ニシユタカ)を掘りました。この品種のジャガイモは根元に集中して芋がありますので、とても掘りやすいです。芋が根から少しでも離れていると、よくクワを振り下ろしたときに当たって芋が欠けてしまいます。

           ジャガイモの根元近くにクワを           たくさん出てきたジャガイモ
 

 サツマイモにはメークインと男爵の2品種が有名で、春先には種芋がよく出回っています。私は大雑把には、ポテト用には男爵を、天ぷらやカレーなどにはメークインを使っています。しかし、最近はいろいろな品種が出てきています。そのため、どの品種を購入するか毎回迷っています。今回作ったニシユタカは我家の畑に合っているようです。収量が多く収穫もしやすいので、今後も秋ジャガイモとして作ろうと思います。

               数株だけ収穫した秋ジャガイモ(ニシユタカ)


 ジャガイモの次に里芋を収穫しました。里芋は春に種芋を植え付けしたもので、夏には除草するなどして育てました。そして、霜で葉が枯れはじめた12月に収穫し始めました。食べる分だけずつ掘っています。里芋の株横に三本クワを打ちつけるように振り下ろします。そして、根元を起こすようにして掘り上げました。去年里芋を作った畑と違って、今年は湿気がある畑でしたので比較的収量がありました。一株掘るだけで十分な芋を収穫できます。

   里芋の株横に三本クワを打ち込む        小芋や孫芋がたくさん付いた里芋
 

 一株で二食分程度の里芋を収穫できます。毎日里芋を食べる訳ではないため、一週間に一度程度、里芋かジャガイモを収穫します。そうすると、春先まで里芋かジャガイモを毎日のように食べることができます。ほとんどは味噌汁の具にして食べています。たまに、天ぷらやポテトサラダにして食べています。

                 今回収穫した、一株分の里芋


 この春に種芋にするため、里芋の何株かは食べないで残しておきます。保存方法ですが、正式には芋穴と呼ばれる山の斜面の横穴に束ねて入れておきます。しかし、私は株を掘らないで、株の上に厚くワラ束を重ねて保存する方法を用いています。この山口県瀬戸内地方は比較的暖かいため、この方法で十分保存できます。畑にそのまま置いただけでもよい寒さに強い品種の里芋もあります。

           春まで畑でそのまま保存したい里芋は、株に敷ワラを厚く被覆

コメント
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