東京里山農業日誌

東京郊外で仕事のかたわら稲作畑作などをしていましたが、2012年4月に故郷の山口県に拠点を移して同活動をしています。

オリーブ苗の活着と新芽、玉ねぎの吊り干し

2013年05月19日 | 樹木,果樹

 苗を植え付けたオリーブ畑の草刈りをしました。草刈り前に、植えたオリーブの活着状況を確認しました。植えた苗10本のうち9本は、根が活着したようで新芽を出していました。植え付けた時の葉は元気がないように思えましたが、きれいな緑色の新芽はとてもきれいです。これまでオリーブは名前だけは知っていましたが、実際の新緑を目にしたのは初めてです。

                 新しい緑がとてもきれいなオリーブの新芽


 オリーブ苗の活着状況を確認すると、さっそく草刈りを始めました。最初、以前この畑の出入口だった場所を刈りました。いろいろな雑草が繁茂していました。草刈りに使用した刃は紐式のものです。小石が多いこの畑は、その小石が弾き飛ばされます。たまに顔に当たるので防護メガネは欠かせません。たまに頬などに当たると痛い思いをします。

      雑草の約半分を草刈り            通りの全面を刈り取り完了
 

 この畑はまだ完全には耕しておらず、あちこちに顔を出している大石も取り除いていません。今回は、畑の周辺部を中心に草刈りしました。大石が露出している畑中央部は、どのように除草したものか考えています。以前のようにトラクターで軽く表面を耕すのが、手っ取り早い除草方法ですがロータリー刃が石で傷みそうです。

                  露出した大石が少ない畑周辺を草刈り


 畑周辺の草刈りが終わると、活着が思わしくないオリーブ苗に水やりをしました。他の9本の苗はどれも新芽を出しているので、この一本だけは芽が出ていません。かと言って枯れているわけではありません。植えた場所に何らかの問題があるのではないかと思いますが、私には全く分かりません。できることは、植え付けた場所の周りを少し耕して水をたっぷりやるくらいです。苗植え付けの歩留まりはこのようなものなのでしょうか。
 
       新芽が出ないオリーブ苗          根元を軽く耕してたっぷり給水
 

 オリーブを育てることは、全くの素人の私にはおこがましいのかも知れません。しかし、大きな石がごろごろしている荒地に等しいこの畑です。育てることができるのは、栗などの果樹しかありません。まあ、気長にオリーブを育ててみようと思います。プロの農家ではないので、数年後に実を収穫してオリーブ油がわずかでも採油できれば御の字ではないかと思っています。

     まだまだオリーブ苗を植える広さがある畑、丸は活着が思わしくないオリーブ


 オリーブ畑から帰ると、先日収穫した玉ねぎを吊り干ししました。干す前に、4~5個の玉ねぎを縄で束ねました。そして、不要な葉の先端を鉈でカットしました。これで、干す準備はできました。一輪車にいくつかの玉ねぎを積んで、干す場所まで運びました。

      束ねた後、葉の先端を鉈でカット       一輪車に乗せて干し場まで運搬
 

 玉ねぎの吊り干しの方法にはいろいろあると思います。今回二つの方法で干してみることにしました。一つは、縦に複数の玉ねぎの束がぶら下がるように干したもの。もう一つは、横にした棒に一つ一つの束をぶら下げる方法です。前者は場所を取らないので、玉ねぎがたくさんある場合には場所的には効率的です。後者は、束を取り出しやすい長所がありますが、場所を取るのが難点です。まだ収穫をしていない玉ねぎがたくさんあります。それを考えると、今後収穫して干す玉ねぎは前者の方法で干すことになると思います。

           左は縦にぶら下げた玉ねぎ、右は横にぶら下げた玉ねぎ

コメント
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