東京里山農業日誌

東京郊外で仕事のかたわら稲作畑作などをしていましたが、2012年4月に故郷の山口県に拠点を移して同活動をしています。

母親の部屋をバリアフリーに改造

2012年11月05日 | 家族関連

 今介護をしている母親が寝る部屋は、日が当たらず広いため冬はとても寒くなります。このため、台所近くの日がよく入る南側小部屋を母親の寝室兼居間にしようと改造しました。その小部屋、畳なのですが根座が腐ってるのか歩くとふかふか揺れます。母親はすり足歩行のため、畳があまりふかふかしていると転倒するリスクがあります。数年前、母親は布団につまずいて足を骨折したことがあります。布団に足を取られて骨折するなんて普通の人には考えられません。

       小部屋の畳をすべて剥ぐ           根座だけになった小部屋
 

 布団につまずいて骨折して以降、なんとか歩くことはできます。しかし、すり足でしか歩くことができません。また、20mも歩くと足が痛くなる上にとても疲れるようです。なるべく長生きしてもらいたいので、またトイレやお風呂位は介護なしでやって欲しいと思っています。今後転倒することがあれば、下手をすれば寝たきりになってしまうかも知れません。

                   新しい根座の上に、断熱剤をつめる大工さん


 小部屋には母親が根寝起きしているベッドを持ちこみます。畳が傷んでいることもあり、このさい小部屋を板の間にすることにしました。古い畳を撤去してもらい、根座を新しくしてもらい、断熱材を入れ、その上に板ボードを敷き、最後に敷居などと段差がないように化粧板を敷き詰めました。

   ボードの上を歩いて確認する母親    最後に化粧板を敷き詰めている大工さん  
 

 しかし、この部屋は電気容量が少ないため、配電盤のブレーカーが落ちることがたびたびあります。小部屋に移るとエアコンや電気こたつを使うことが多くなります。そうすると、ブレーカーが落ちるリスクが増えますので、小部屋を改造するついでに電気屋さんにも来てもらい電気容量を増やしてもらいました。また、電気製品も多く使うようになりますので、コンセントも増設してもらうことにしました。

   元々ある配電盤、ここがよく落ちる     新たな配電盤を取り付ける電気屋さん
 

 工事は午前8時頃に始まり、午後3時頃に終わりました。小部屋は綺麗な板の間になり、テレビなどの位置も使いやすいようにレイアウト変更しました。電気容量も増やしコンセントも増やしたので、今後は電気製品を便利に使えるようになると思います。数日後に母親のベッドをこの小部屋に移そうと思います。

              綺麗な板の間の小部屋になって嬉しそうな母親


 なお、板の間はとても滑りやすいため、小部屋の床(6畳)にカーペットを敷くことにしました。冷たい板床が暖かくなりますし滑りがなくなりますので、転倒リスクが減ると思います。ただ、トイレがやや遠くなるのが心配です。トレイに行くのが辛いようであれば、ポータブルトイレを使ってもらうことも考えています。それでも、小部屋が新しくなったため、母親は嬉しそうでした。

        暖かい日差しが差し込む小部屋、そして小部屋にマッチしたカーペット

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする