東京里山農業日誌

東京郊外で仕事のかたわら稲作畑作などをしていましたが、2012年4月に故郷の山口県に拠点を移して同活動をしています。

室津半島 相の浦~池の浦~上関町方面を散策

2012年11月16日 | 歴史探訪他ウォーキング

 上関半島をバイクで散策してきました。最初はそのつもりではなかったのですが、平生に出かけたついでに散策しようかとの思いが強くなってきました。これまで上関半島を回る時は、いつも尾国>上関>池の浦>相の浦と回っていました。今回初めて逆に回ってみました。

        海岸がとてもきれいな相の浦付近の海、向こうに阿月の街が見える


 平生から佐賀に向かい尾国に着きました。尾国からいったん阿月方面への峠を登りました。そして、阿月へ下る道の途中を相の浦方面へ右折しました。ここからはずっと海岸線を上関に向かい走りました。途中、相の浦小学校跡地で休憩しました。相の浦小学校裏に、神社に向かう長い石階段がありました。休憩ついでに神社を参拝しました。

         静かな相の浦の街            相の浦小学校跡裏山にある神社
 

 神社までの長い石段を上っていると、足元にたくさんのどんぐりが落ちていました。そのどんぐりをよく見ると、スダジイでした。久しぶりに見るスダジイです。このどんぐりは食べることができます。同じく生食できるマテバシイより小ぶりなどんぐりです。このスダジイは衣をまとっていることが多いのですぐ分かります。次に池の浦に向かいました。

        池の浦の神社入口                 魚つき保安林って何?
 

 池の浦に小さな神社があることは知っていました。今回初めて参拝してみました。神社へ登る入口には、この神社のいわれが書かれた立札が立っていました。池の浦にある池に関わる平家落人伝説です。ところで、その神社入口近くに「魚つき保安林」の印が立っていました。何のことだかさっぱり分かりませんでした。後で調べると、漁師が古来大切に守ってきた海岸に隣接する森林のことだそうです。森林が魚を呼ぶとのいわれがあるそうです。今、森林が海を豊かにすることが科学的に叫ばれています。昔の人は、それを大昔からの言い伝えで知っていたのでしょうね。

          池の浦そばの道路公園、周防大島や平群島が目の前に


 池の浦には上関に通ずるトンネルがあります。このトンネルの向こう側は上関町です。20年位前にこのトンネルが完成しました。完成する前、上関側から来た時にいつもこの付近で折り返していました。トンネル横に道路公園があります。トイレ休憩をとった後、海岸の砂浜で小休憩をとりました。

      トンネルの向こう側は上関町          皇座山直下の上関町練尾地区
 

 トンネルを抜けてしばらくすると大津地区に着きました。ここには上関と大津を結ぶバス停がありまます。4本/日のバスが往復しています。車を運転できる若者はバスを使うことはないと思います。しかし、車を運転できないお年寄りや学生さん達はこのバスが頼りなのではないかと思います。大津地区を過ぎ、練尾地区を過ぎると、眼下に上関大橋が見えてきました。あとは、どこにも立ち寄らず麻郷の我家に向かって走りました。

               逆光のため黒くシルエットになった、上関大橋や長島

コメント
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