東京里山農業日誌

東京郊外で仕事のかたわら稲作畑作などをしていましたが、2012年4月に故郷の山口県に拠点を移して同活動をしています。

東薬大生、稲の脱穀と野菜収穫

2009年12月07日 | 稲:稲刈り,脱穀,精白

 6日東京薬科大学生と稲の脱穀と野菜収穫をしました。もともとは伸び伸びになっていた稲の脱穀だけをする予定でした。田んぼで稲の脱穀作業を始めましたが、昨日の大雨でせっかく乾かしていた稲が濡れてしまい脱穀はわずかしかできませんでした。

     脱穀機の覆いを取る           脱穀作業の準備中
 

 雨が降っても濡れないように、干した稲にはビニールシートを被せていました。ちゃんと被さった稲は乾いていたため脱穀できました。しかし、風でシートがめくれた箇所の稲はすっかり濡れていました。濡れた稲は再度干すしかありません。。

       雨で濡れた田んぼで脱穀開始、一部の学生は裸足で作業


 濡れてしまった稲は再び竹竿に掛けて干し直すことにしました。濡れた稲をよく観察すると穂発芽していないので品質は保っていそうです。穂発芽してしかもカビに犯されると、もう食用にはできません。畑か田んぼに積んで腐らせ肥料にするしかありません。

      濡れた稲を竹竿ごと運搬      濡れた稲だけ再度竹竿に干す
 

 濡れた稲を竹竿に干し終わると、脱穀したワラを堆肥場に運び上げました。ワラを裁断して、畑にそのまま蒔くか腐らせて来年の肥料にします。田んぼと畑を結ぶ急斜面を何度も往復してワラを運びました。

    急斜面をそろそろと降りる      急斜面を登ってワラを運搬
 

 ワラを運び終わると学生達は二つのグループに分かれました。一つは田んぼの整理整頓をして竹竿類を大学に運ぶグループ。もう一つは畑の野菜収穫を手伝うグループです。私は野菜を収穫するグループに付き添いました。

   先日麦の種を蒔いた畑で、麦を踏まないように小松菜などを収穫中


 間引き作業をしながらの野菜収穫です。収穫した野菜の種類は、大根,小松菜,冬菜,壬生菜,京菜,のらぼう菜,タアサイ,チンゲンサイなどです。収穫時、土が付いた根をハサミで切り取ります。ワラで縄をあんで束ねた後に新聞紙で包みました。

      壬生菜の収穫            大根とその葉を藁縄で結束中
 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする