東京里山農業日誌

東京郊外で仕事のかたわら稲作畑作などをしていましたが、2012年4月に故郷の山口県に拠点を移して同活動をしています。

雑穀が出穂中

2009年09月10日 | 麦,穀類,雑穀

 今年も雑穀の穂が出ています。今年はヒエとシコクビエ,そしてタカキビの穂が勢いよく出ています。アワ,キビ,キノア,アマランサスは今年作りませんでした。これらの雑穀は、10数年前に山梨県などの山間部に住む古老を訪ねながら種子をいただいたものを毎年作り続けているものです。古老には栽培方法、収穫方法、精米や調理方法などを教えていただきました。しかし、その古老達は今な亡くなりさびしい限りです。

                青空に向かって伸びるヒエの穂


 これらの雑穀の特長はお米と比較すると、美味しくない,寒さに強い,収穫が早い,収穫時期が長い,粒が小さい,病気に強いなどの特徴があります。お米が作れないような山間部の畑で主に作られた作物です。例えば、シコクビエは収穫時期が9月から霜が降る12月頃まで次々に穂が出て収穫できます。

          鳥の足を逆にしたような形をしたシコクビエの穂

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