東京里山農業日誌

東京郊外で仕事のかたわら稲作畑作などをしていましたが、2012年4月に故郷の山口県に拠点を移して同活動をしています。

稲,畦豆は順調に生育

2008年07月28日 | 野菜:豆類ほか
 このところ北陸や近畿では大雨とのことですが、関東地方のこの八王子市では雨が少なく少々日照り気味です。しかし、山から流れてくる水が枯れないため、田んぼでは順調に稲が生育しています。
 大学生が田植えの時に苗2本植えをした田んぼでは、成長した稲が田んぼをほぼ覆い尽くしました。これだけ成長すると雑草はそれほど繁茂しません。スズメなどの害鳥に食べられなければ収穫を期待してよさそうです。

           大学生が田植え時に苗2本植えした田んぼの稲


 一方、小学生が田植えの時に苗1本植えした田んぼの稲はまだ生育途上のようです。まだまだ分げつ(茎が増えること)中で、田んぼを覆うまでにはいたりません。この田んぼは深水管理しているため雑草は目立ちません。
 水面にはアメンボがたくさんいますし、水中では小型のゲンゴロウなどがせわしなく泳いでいます。また、水面下ではタニシなどの巻貝がたくさん這っています。

              小学生が田植えで苗1本植えした田んぼの稲


 ところで、畦に沿って種を蒔いた畦豆(小豆)も無事生育しています。畑に比べて水分が多いせいか、又は無肥料のためか、成長はやや遅いようです。畦豆の作り方のノウハウが全くないため、周りの雑草を軽く取るくらいでほとんど世話をしていません。観察と試行錯誤の連続です。

             生育中の畦豆(葉上で幼カエルがお休み中)
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