東京里山農業日誌

東京郊外で仕事のかたわら稲作畑作などをしていましたが、2012年4月に故郷の山口県に拠点を移して同活動をしています。

ニンジンの種まき

2008年07月26日 | 野菜:根菜

 梅雨明けしてからというもの、なかなか雨が降りません。雨が降らないと、野菜の種まきが思うようにできません。今の時期、ニンジンの種まきをしたいのですが、畑がカチカチに乾燥していて雨が降るのを待っている日々でした。天気予報では、今日の夕方に待望の雨がふるとのこと、さっそくニンジンの種まきをしました。

   ニンジンを播種する畝を作る         レーキで蒔き溝を作る
 

 種を蒔いたニンジンの品種は、一般的な黒田五寸ニンジンです。今の時期に種を蒔くと、順調に生育すれば11月頃に収穫できます。

        手のひらに広げたニンジンの種、指でひねりながら種まき


 厚蒔きにならないように慎重に種をひねり蒔きしました。しかしながら、ニンジンの種には小さなとげのようなひげが生えています。このため、上手に薄く蒔くことができません。
 最近のニンジンの種にはペレット加工されたものがあります。ペレット加工された種は種まき機で播種できるため、芽生えたあとで間引き作業が省力化できるようです。しかし、私はペレット加工された種は使用していません。このため、芽生えた後の間引きに苦労しています。

          蒔き溝に蒔いたニンジンの種、この上に薄く土をかける


 ニンジンの種は乾燥にとても弱いため、播種後に畝がカラカラに乾かないように注意する必要があります。乾燥を少しでも防ぐため、種を蒔いた後に不織布をかけておきました。不織布でなくても、新聞紙やわらでもかまわないと思います。あとは芽がちゃんと出ればニンジン栽培はほぼ成功です。

              種を蒔いた後に不織布で覆う

コメント
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