東京里山農業日誌

東京郊外で仕事のかたわら稲作畑作などをしていましたが、2012年4月に故郷の山口県に拠点を移して同活動をしています。

わくわく、籾摺りと精米

2005年11月24日 | 田舎暮らし
 脱穀を済ませていよいよ籾摺りと精米です。まず、籾摺機で籾と玄米を分離します。玄米でも食べことができますが、普通は籾摺りしてできた玄米をさらに精米して白米にします。このとき精米機を調整して7分づきや3分づきにすることもできます。

 お米屋さんやスーパーで売っているお米の多くはこの白米です。最近出回っている無洗米は、研がなくてもそのまま水を浸して炊くことができます。しかし、ここでの精米は炊飯前に研がなけれなりません。
 
 この精米機からできる白米を見ると、これまで種まき、苗取り、田植え、草取り、稲刈り、脱穀など関わってきた数ヶ月の苦労を思い出します。市販のお米はプロの農家が作った規格米ですが、今日できたお米は多少品質が落ちるとも自分で作ったかけがいのない貴重なお米です。このお米を炊飯して口にした時は、これまでの苦労が報われる瞬間です。
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