東京里山農業日誌

東京郊外で仕事のかたわら稲作畑作などをしていましたが、2012年4月に故郷の山口県に拠点を移して同活動をしています。

エンジン始動装置の修理

2005年11月28日 | 田舎暮らし
 午前遅く仕事から帰って眠かったのですが、田んぼ脇の農機具小屋に行って旧式ハーベスタのエンジン始動装置を修理しました。始動装置とは、ロープを引っ張っぱることによって農機具などのエンジンをかける装置のことです。
 このロープはよく壊れますが、その壊れる一番理由はロープを引っ張った後にいったんそのロープを戻す必要があるのもかかわらず、さらに無理やり引っ張るときです。いったん戻すことを知らない素人がよく犯す誤りです。

 ロープをいったん元に戻すことは農家の人にとっては常識なのですが、農機具に接したことがない人にとっては掃除機の電源コードのように誤解するのか、どんどん引っ張ってしまいます。
 壊れた始動装置は、薬科大学の生徒が脱穀したときに壊したとのことでした。去年は私がこの旧式ハーベスタを動かした後に薬科大学生が脱穀したので壊れることはなかったのですが、今年は大学生が動かしたとのことです。

 始動装置の修理で一番大変なのは、自動的に蒔き戻すのにぜんまい状の強い板バネを使っているので最初それを手で巻きあげることです。なんとか苦労して始動ロープを直しました。

 修理した始動装置を旧式ハーベスタを格納している牧場に持って行くと、サトイモを袋に詰めしている知り合いに出会いました。始動装置を旧式ハーベスタに取り付けたあと、サトイモをいただいて帰りました。夕食で食べましたが、ほどよい大きさでとても美味しかったです。ご馳走さまでした。
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