タマネギ畑は早々と草取りをしたため、タマネギはその後元気に育っています。ところが11月に植え付けたニンニクは、草取りを忘れていたためいつの間にか雑草が茂っていました。このままでは、雑草に畑を乗っ取られてしまいます。そのため、ニンニクすべての株元の雑草を取りました。
腰をかがめて、ニンニクの周りを丁寧に除草
ニンニクは2種類育てています。普通のニンニクとジャンボニンニクです。最初にジャンボニンニクの除草をして、続いて普通のニンニクを除草しました。普通のニンニクは、春になって葉が伸びると葉ニンニクとして収穫します。そして、花芽が伸びてくるとその茎を収穫して食べます。ニラのように、葉を食べたり茎を食べたりします。茎や葉以外、両ニンニク共に球根ももちろん食べます。
根元を中心に除草 除草する前 除草した後
午前中に仕事を済ませて家に帰った午後、2時間ばかり山すそや荒れ地の藪を刈り取りました。笹や蔓などが生い茂る藪のため、草刈機を振り回していると足腰が疲れました。続いてタマネギの草取りをすることにしました。コットンクラブの方々に苗を植えていただいたタマネギ、苗の根本に雑草がたくさん生えていました。その雑草を全て手で抜きました。座っての作業でしたが、中腰姿勢のためやはり疲れました。暗くなり始めた5時過ぎに切り上げました。苗を植えたり,種をまいたり,収穫したりする作業は楽しいものです。しかし、藪を刈ったり草を抜く作業は、畑は綺麗になるものの成果が目に見えないためか疲れます。
中腰でもくもくとタマネギの草取り
タマネギの根元に生える雑草、手で抜く時に誤ってタマネギを抜かないように注意します。草を抜く前に私は、先のとがった自作工具を使ってタマネギの根本周辺を軽くひっかくように耕します。そのようにすると、雑草をことのほか容易に抜くことができます。これで、しばらくはタマネギは世話無用です。
根元に生えた雑草 工具で根本を耕す 除草後の根本
4月頃にもう一度根元の除草をすれば大丈夫です。順調に育てば初夏にはタマネギを収穫できそうです。ほんどは軒下にぶら下げて長期保存します。今だに去年収穫して軒下にぶら下げたタマネギを食べています。ところで、収穫したタマネギは我家では食べきれない量です。親戚に送ったり、苗を植えていただいたコットンクラブの方々にタマネギをお分けしようと思います。
根元の雑草を取る前のタマネギ 根元の雑草を取ったタマネギ
先日コットンクラブ数人の方に植えていただいた普通ニンニク、5cm位芽が出てきました。植え付けが遅れたため、ちゃんと芽が出るか心配でしたが杞憂でした。同じニンニクでもジャンボニンニクは、先植えしたものは20cm以上に伸びましたが、みなさんに植えていただいたものは芽は出たもののまだ2cm位しか出ていません。どちらにしても、冬越しして春にはちゃんと葉が茂り、夏には美味しいニンニクを収穫できると思います。
5cm位芽が出た普通ニンニク
普通のニンニクは春先に花芽が伸びてきます。その花芽を美味しい料理に使用することができます。かつてニンニクの用途は限られていたように思いますが、今は黒ニンニクにしたり、醤油に漬けたり、花芽を食べたりと、いろいろな調理方法が出てきました。米や麦のように主食にはなりませんが、味付けなどに欠かせない食材になってきました。
芽が出た普通ニンニク 先植えジャンボニンニク Sさんにいただいたニンニク
仕事の合間をみながら秋の種まきや植え付けをしています。今回は、ニンニクの植え付けのための準備をしました。ニンニクは毎年、普通のニンニクとジャンボニンニクの2種類を栽培しています。ジャンボニンニクは粒がとても大きくて重宝するのですが、分げつが少ないためなかなか増えません。普通のニンニクは分げつが多いためよく増えます。その2種類のニンニクの株束を分割して、植えやすいよう1粒1粒に分けました。その1粒を、先日作った黒マルチの一つの穴に植えます。ちなみに普通のニンニクは、春先に花芽を収穫して食べたり葉ニンニクとして食べることができます。
ニンニクの株束を、次々に粒ごとに分ける
ニンニクを粒ごとに分けていると、ニンニクはすでに小さな芽を出していました。粒のお尻を見ると、これまた小さな根が出ていました。本来ならば10月に植え付けするべきだったようです。ニンニクは芽を出したり根を出す季節が分かっているようです。
ニンニクの株束 尖った先に小さな芽が 1mmほどの小さな根が
ところで、9月に種をまいたタマネギが移植期に入りました。いつ移植してもよい大きさに育ちました。何本あるか分からない(200本?)ほど多いので、植え付けに時間がかかりそうです。最近何だか忙しくて、いつも追われているような毎日です。そのためか農作業が遅れ気味です。来週なんとか麦の種まきを済ませようと思います。それが済めば一区切りつきそうです。
植える予定のニンニクの粒 移植を待っているタマネギの苗
9月の台風17号の時、山から飛んできた葉や枝が畑に重なるように落ちました。タマネギの種をまいた畝も例外ではありませんでした。落ちた落葉や枯草を取り除くと、ちゃんとタマネギの芽が出ていました。雑草も一緒に生えていましたので、その雑草を取り除いておきました。これから、肥料をまいて肥育しようと思います。ちゃんと成長すれば、11月には本畑にタマネギの苗を移植できそうです。
芽生えたタマネギ、枯葉や枯草を取り除く
タマネギの種まきをしようと畑に行きました。隣に種をまいていた小松菜,チンゲンサイ,大根はすでに芽が出ていました。しかし、様子がおかしいのです。芽が出ているのは一部だけで、残りは芽が虫に食われてしまったようです。昼間は隠れている虫(ワラジ虫など)が、夜に出てきて芽を食べているようです。やれやれ、また種をまかなければなりません。再度、小松菜,チンゲンサイ,大根の種まきをしました。それが終わって、やっとタマネギの種まきです。
再度種まきをした小松菜横に、タマネギの種をまく
最初、タマネギの苗を育てる畝を三本クワで丁寧に耕しました。そして、レーキで鞍型に整形しました。そして、手グワで何本か筋を引きました。散まきしても良いのですが、私は雑草などを取りやすく管理しやすい筋まきをしています。天気予報だと、今後は雨があまり降らない見込みです。そのため、引いた筋にジョロで水をゆっくりとかけました。水が土に浸みこんだのを確認してから、筋に沿ってタマネギの種をまきしました。
手ぐわで筋を引く ジョロで筋に水やり 種を筋に沿って種まき
種まきが終わると、網を使って種の上に土を薄く被せました。土を被せ終わると、その上に籾殻を薄く敷きました。籾殻を掛ける理由は、大雨が降った時などに土がカチカチに硬くならないようにとの配慮です。一週間程度すれば、籾殻を持ち上げてタマネギが芽生えると思います。11月上旬には鉛筆の芯位に育ちます。その苗を本畑に移植しようと思います。
網を使って土を薄くかける 最後に籾殻を薄く被せる
雨が降るとの天気予報で、畑に残していたニンニクを急いで収穫しました。数株残していたタマネギも残さず収穫しました。梅雨シーズンに入る前に、ニンニクやタマネギはすべて収穫しておく必要があります。タマネギやニンニクなどの球根野菜は天日乾燥して長期保存します。この時期、長雨で濡れてしまうと腐りやすくなるのです。そのため、梅雨前に残さず収穫しておきます。
収穫後、茎を切りそろえたジャンボニンニク
普通ニンニクとジャンボニンニクを作っています。普通のニンニクは、ほとんど掘り上げて天日乾燥中です。そのため、畑に残っているわずかな普通ニンニクとジャンボニンニクを掘りました。畑で半日乾燥させた後、茎を同じ長さに切りそろえました。そして、雨の滴が当たらない軒下に置きました。今回は紐で縛ってぶら下げる時間がありませんでした。後日縛って天日乾燥させます。
掘り出したジャンボニンニク 畑で半日ほど天日乾燥中
今年のタマネギの出来はまあまあでしょうか。4月から葉付きのまま食べ始めています。今週になってから茎が次々に倒れ始めたため、すべてのタマネギを収穫しました。最初、タマネギを抜いたまま畑に1日程度並べて一次天日乾燥しました。次に、並べたタマネギを一輪車に載せて軒下に運びました。そして、軒下にぶら下げて二次天日乾燥しました。種まきして育苗したタマネギが、ちゃんと収穫できてありがたいことです。
結束したタマネギを、軒下にぶら下げて天日乾燥
去年の9月に種をまいて育苗したり、育苗したタマネギを植え付けしたり、購入した赤タマネギ苗を畑に植え付けしたりしました。特に今年は赤タマネギを植えてみました。どの苗も同じように立派なタマネギになりました。ただ、詳細にみると冬に追肥したタマネギの方が全体的に太っていました。タマネギの肥料は難しいです。肥料をやりすぎると、太くなるのですが長く天日乾燥できません。腐りやすくなるのです。
倒れたタマネギを抜く 一次乾燥中の赤タマネギ 普通と赤のタマネギ
一方で肥料を施さなかったタマネギはもちろん太りません。個人的には、タマネギ畑を作る時の元費と冬の施肥がタマネギ栽培のポイントかなあと思っています。タマネギは自宅で消費するより多く収穫できました。天日乾燥限度の12月頃までの間、親戚に届けたり、皆さんにお分けしようと思います。
一輪車に積んで軒下に運搬 数個ごとにまとめて縄で結束
去年の秋に、種を蒔いて育苗したタマネギ、晩秋に数人の方に手伝っていただき育てた苗を移植しました。ところが、しばらく世話をしないでいたら畝が雑草だらけになっていました。これでは美味しいタマネギを収穫できません。たまたま午後時間が空いたため、タマネギ周辺の草刈りをしました。今以上に草が大きくなると、草取りが困難となります。例えば、草と一緒にタマネギが抜けてしまうことがあるのです。
タマネギの畝を除草後、黒マルチ周辺も綺麗に除草
私はタマネギを育てる時、黒マルチを使います。黒マルチはタマネギを植え付けた穴を除く黒い部分の除草効果があります。また、日光を受けて保温効果があります。ところが、タマネギを植え付けた穴にたまたま雑草の芽が出ると、それはもう猛烈に成長します。穴に生えた雑草はタマネギ以上に育つのです。
猛烈に繁茂した雑草 手で雑草を引き抜く 雑草を綺麗に取り除く
我家は私と婆様の二人なので、そんなにたくさんのタマネギはいりません。ほとんどは家内に送ったり友達に差し上げています。例えば、春先にタケノコ,しいたけ,そして葉タマネギを一緒にして送ることがあります。今年は、数人の方に植え付けを手伝っていただいたので、その方々にも差し上げようと思います。
黒マルチを覆うように広がる雑草 雑草を綺麗に取り除く
タマネギの雑草を取り終わると、もう一仕事草取りがあります。黒マルチ周辺の雑草です。黒マルチの穴の部分は引き抜いて除草するのですが、黒マルチの周辺は平クワで黒マルチを傷めないように除草します。その後、耕耘機のロータリーを回しながら除草します。これで、4月位までは除草の心配はありません。次に絹エンドウや豆グリーンピースの除草をしようと思います。毎年のことですが、除草と同時期に豆がからみつく支柱を立てなければなりません。
黒マルチの周辺を除草 黒マルチの際を除草 耕耘機ロータリーで除草
去年里芋を植えていた畑を綺麗にしました。せっかく里芋を栽培したのに、まだ里芋を収穫していません。このまま春になってしまうと芽が出てくると思います。そもそも去年の春に植えた里芋は、一昨年収穫し漏れた里芋を移植した里芋なのです。去年あまり肥料も施さず半ば放置していました。婆様も里芋を食べたいと言わなかったこともあり、収穫しないまま今日に至りました。
里芋の畝を残して、除草・整理した畑
最初、里芋畑に残った枯草を刈ることから始めました。刈っていると枯れた里芋が次々に現れました。さらにカボチャを育てていた畝の草を刈りました。すると、雑草の間からカボチャで出てきました。誤ってカボチャ表面の一部を削り取ってしまいました。9月末最後に収穫したカボチャの後に育ったカボチャのようです。思わぬこのカボチャ、煮ものにして食べようと思います。
倒れた雑草だらけの畑 枯れた里芋の葉 出てきたカボチャ
園芸店に寄ると、赤タマネギの苗が一束だけ売っていました。売れ残りなのでしょうか半額でした。つい衝動買いしてしまいました。家に帰ると、傷んでいたその根を水に浸しました。そして、その苗を持って、使い終わった黒マルチがある畑に行きました。
使い終わった黒マルチに赤タマネギの苗を植え付け
使い終わった黒マルチは、先日まで長ネギを植えていました。長ネギは収穫し終わったため黒マルチを撤収しようかどうか迷っていました。そんな時、売れ残った赤タマネギの苗を見つけたしだいなのです。根は傷んだいましたが、ちゃんと植え付ければ新しい根が出ると思います。来春に美味しい赤タマネギが収穫できるでしょうか、それとも安かったとは言え無駄な出費となるでしょうか。
黒マルチの空いた穴に植え付け 植え付け終わった赤タマネギ
このところ快晴が続いています。少ない休日、一気に秋の農作業を済ませることにしました。私一人では作業が進まないため、Sさんとkさんにお手伝いしていただきました。手伝っていただくのは午後です。そのため、午前中に、肥料に加えて土壌の中和剤を施して耕耘機で耕しました。そして、タマネギ苗を植え付ける畑を作り、穴あき黒マルチを覆っておきました。ついでに、紅花の種をまく畑も作っておきました。
タマネギの苗を穴あきマルチに植え付け
午後になってSさんとkさんがやってくると、最初に洋綿の収獲をしました。洋綿は毎日のように収穫できるため休む暇がありません。続いて、タマネギの苗を植え付けました。9月に種をまいて育てたタマネギの苗を苗畑から取り出して、穴あきマルチに移植しました。天気予報では数日間雨が降らない見込みのため、植え付け後ジョロで水をやって日陰にしておきました。根付いたら日陰を取り外します。
タマネギ畑を耕耘 穴あき黒マルチを被覆 紅花の種をまく畑
タマネギ苗の植え付けが終わると、甘柿の収獲をしてもらいました。私は数日前から収穫しているのですが、余った柿がたくさんぶら下がっています。その余った甘柿を好きなだけ収穫して持って帰っていただきました。その後、20分位休憩して談笑しました。休憩が終わると、最後に紅花の種まきをしました。紅花は春に種をまいてもかまいませんが、今種をまくと冬越しして春には大きく育ちます。Sさんとkさん、お手伝いありがとうございました。
霜が降るまで続く洋綿収穫作業 たわわに実った甘柿の収獲
タマネギの種まきをしました。育苗の開始です。たまたま育苗しなかった一昨年、その年は運悪くタマネギの苗の販売が極端に少ない年でした。そのため、少ししかタマネギ栽培できませんでした。それに懲りたので、去年から再びタマネギの育苗をしています。足りなくなった場合だけ、苗を購入することに転換しました。
種まきを終え、土を薄く被せ、最後に籾殻を薄く被覆
毎回のことですが、最初に耕耘機でタマネギを育苗する畑を丁寧に耕しました。そして、レーキを使って畝をやや平らな鞍型に軽く盛り上げました。今回はばらまきではなく、筋まきしようと思いました。そのため、平クワを使って薄く筋状に窪みを付けました。この後、タマネギの種を筋まきしました。右手の親指と人差し指を使って、種を練りながらパラパラと蒔きました。
畑を丁寧に耕耘 レーキで鞍型に整形 種をまく筋を付ける
種をまき終わると、種の上に薄く土を被せました。ザルに土を入れて揺すりながら薄く土を振り落としました。続いて、ザルに籾殻入れて、同じように揺すりながら籾殻を薄く被せました。燻炭の方が良いのですが、無いので籾殻にしました。1週間後頃にはひげのような芽が出てきます。芽生えから植え付けまで、雑草を取ったりなどの世話が欠かせません。今年は「アトン」と呼ばれる大玉品種のタマネギにしてみました。
指でひねるようにして種を筋まき 揺すりながら土を薄く被せる
ニンニクを収穫する時期がやって来ました。時々雨が降る中を、1本1本引き抜くように収穫しました。この引き抜く時に力を緩めると、茎の皮がずるりと抜けて肝心のニンニクは抜けません。そうなると、ずるずるした所が滑りやすくなります。いくら力を入れても、ずりむけて抜けません。そんな時は、スコップを使うなどしてニンニクを掘り出すしかありません。
雑草が生えるニンニク畑 強く握って引き抜く 出てきたニンニク
抜いたばかりのニンニクは土が付いています。水道の蛇口から水を流しながらニンニクを洗います。すると、真っ白なニンニクが現れてきます。ちなみに、白いニンニクの間に小さな茶色のニンニクが付いていることがあります。その小指の先ほどの小さなニンニクを畑に植えておくと、微小な芽が出てきます。その芽を大事に育てると来年又は再来年、ニンニクとして収穫できる大きさに育ちます。
収穫したばかりの土が付いたニンニク
綺麗に洗ったニンニクはすぐに焼いて食べても構いません。きつい臭いがしないニンニクのため美味しく食べることができます。ニンニク醤油として漬けても、カレーなどに入れても構いません。食べる以外の変わった用途としては、その昔のヨーロッパでは悪魔避けとしてネックレス状に紐にぶら下げたそうです。収穫したニンニク、いくつかは知り合いに差し上げました。残ったニンニクはタマネギの隣に吊るしました。来年用の種ニンニクを残して、今年中に食べきろうと思っています。
水で洗うと真っ白なニンニク タマネギの隣にニンニクを吊るす
晩秋に苗を植え付けたタマネギが収穫時期を迎えました。タマネギの葉が茶色になってきためタマネギを抜きました。そして、乾燥のため抜いたまま畑にしばらく放置しておきました。ところがそれが失敗でした。干している間に小雨が降ったきてタマネギが濡れてしまいました。そのため、すぐにひさしのある小屋に移しました。
ひさしの下で乾燥 ほぼ乾燥したタマネギ 3個位ずつ結ぶ
ひさしの下にシートを敷いて、その上に濡れたタマネギを置きました。数日もするとタマネギが乾いてきました。さらに乾かすため、次に軒下に吊るすことにしました。数個のタマネギを結んで、紐にぶら下げました。1週間ほどすれば干しあがると思います。吊るした約200個のタマネギ、来年の2月頃まで順次食べようと思います。これから半年間位、タマネギを買わなくて済みそうです。
農作業小屋の軒下にぶら下げたタマネギ