映画館へ行くと中高生くらいの女の子で一杯でした。まあ主役がNEWSのメンバーだから仕方ないか・・・でもSABU作品だぜ!重松清原作だぜ!この子たちも手越くんだけが目当てだとエライ目に遭うよ・・・と思いながら劇場へ。
少年が、一家離散しイジメられ、ヤクザに殴られながらも殺しかけ、人を刺し、少女と逃げた先で・・・・・この少年の1年(くらい)が凄いスピードで過ぎていきます・・・まさに疾走ですな。今までのSABU作品は、肉体的に走ってるものが多かったですが、今回は精神的に走ってました。主役の手越くんと同級生の韓英恵の演技は素晴らしかったし、脇でささえる豊川悦治・中谷美紀・大杉漣・寺島進も良かった・・・というかSABU作品を理解してたというか・・・。
そして、どうしようもない絶望が続いたあと、最後に希望が見れました。このシーンは泣きそうになりました。
(犬の遠吠えを真似るシーンで笑ってた女の子たちはこれを見終わってどんな感想をもったのだろう・・・彼女たちにはこの作品はまだ早かったのかもしれないと思いましたが・・・)
しかし、今日見た2本ともテーマが重い・・・。
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