次は、「刻鞘変り塗忍ぶ草蒔絵合口腰刀」(江戸時代前期、木製漆塗、
総長45.7cm、一口)の刀装で、合口式で切小尻腰刀。
鞘は刻鞘に鈍い朱漆の刷毛目塗り、縁や鯉口、裏瓦、鐺は角製の金
沃懸地。金蒔絵の忍草が施されている。小柄は赤銅地に高彫色絵で釣
り竿と鯛を表し、恵比寿の留守文様が描かれている。
また、柄は短く柄巻は黒鮫着に茶革巻、蝶紋二双目貫。頭は赤銅地
に高彫色絵の宝袋を表し、大黒天の留守文様。
全体は江戸前期と考えられ、柄巻や頭、目貫、小柄、下緒は後補と
推定される。
TNM(台東区上野公園13-9)
総長45.7cm、一口)の刀装で、合口式で切小尻腰刀。
鞘は刻鞘に鈍い朱漆の刷毛目塗り、縁や鯉口、裏瓦、鐺は角製の金
沃懸地。金蒔絵の忍草が施されている。小柄は赤銅地に高彫色絵で釣
り竿と鯛を表し、恵比寿の留守文様が描かれている。
また、柄は短く柄巻は黒鮫着に茶革巻、蝶紋二双目貫。頭は赤銅地
に高彫色絵の宝袋を表し、大黒天の留守文様。
全体は江戸前期と考えられ、柄巻や頭、目貫、小柄、下緒は後補と
推定される。
TNM(台東区上野公園13-9)