チャリンコ漫遊

ゆ~っくり、の~びり、新しい景色と新しい世界を求めて…リンリン・尺八・田舎暮らし… 

吟詩・富士山

2007年08月16日 | 詩・歌・唄
登山中の富士山八合目よりアルプス方面を望む


詩吟『富士山』を思い出しました
昭和45年2月17日に習ったと当時のテキストに書いてありました


富士山  作 石川丈山

仙客来遊雲外巓
神龍栖老洞中淵
雪如糸丸素煙如柄
白扇倒懸東海天

読み
せんかくきたりあそぶうんがいのいただき
しんりゅうすみおゆどうちゅうのふち
ゆきはがんそのごとくけむりはえのごとし
はくせんさかしまにかかるとうかいのてん

意解
仙人は富士山の頂きに来て遊び神龍は
山頂にある洞中の渕に棲み老ゆる
下界から望むと雪は白き扇の絹地の様で
山の頂を籠めたる煙は扇の柄の如く見えて
丁度白扇を東海の天に倒に掛けた
様に立派である

作者
江戸初期の武人、武人、詩人

唐の詩人36人の画像をかかげた
詩仙堂にて悠々自適の老後をおくる


(関西吟詩同好会A12号より)
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