![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3c/6a/ef1c05b778499e5407a8107b7da8d7f5.jpg)
仏隆寺の石段は大和三名段のひとつと云う石段と樹齢900年の桜、そして少なくなった彼岸花。
『はいばら浪漫地図』
1回目は(2015.5.27)
宗祐寺、伊勢街道、墨坂神社
2回目は(2016.5.9)
鳥見山、宇陀水分神社、八咫烏神社
今回、探訪の残りの三ヶ所は
⑦仏隆寺⑧戒長寺⑨ぬれ地蔵
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/56/bc/8a20f245327d8e8adc059f930d5a6b2e.jpg)
先ずは仏隆寺、説明文から。
仏隆寺は850年に空海の高弟.堅惠(けんね)によって創建されました。
真言宗室生寺末寺に属し本尊十一面観音菩薩立像は聖徳太子の作といわれています。
七堂伽藍の立派なお寺で、室生寺の南門すなわち正面の門として極寺と末寺の関係にあり、室生山の宿坊または住職の隠居寺として重要な役目がありました。
大和茶の発祥地でもあり、空海が帰朝の際にその種子をもたらし、堅恵が寺内で栽培したものが全国へ普及したとされ、茶臼も残っています。
また、天然記念物の古桜は樹齢900年で、周囲7.5m、高さ16mを越え、日本一ともいわれています。
秋は彼岸花も美しい。
(高井バス停下車、東へ2km)
ところがこの彼岸花、少し淋しいのでは…
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/05/81/fa6f96d92f60830d440cf3b9ed544e2c.jpg)
その訳は猪と鹿の仕業だと云う。
根っこから皆食べてしまうのらしい。
居合わせた男性は、以前は沢山でそれは美しかったと……
この仏隆寺の石段は室生寺奥の院の石段と桜井の談山神社の石段と共に『大和三名段』と言われているらしい。
石段へは気持ちだけの協力金、仏隆寺の入山料は200円、箱に払って門を入ればピポンピポンとなる仕掛け、寺でこんなの初めて。
大和茶発祥の地の碑や本堂、不動堂や開祖堅恵(ケンネ)の立派な石室廟
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/54/c0/05eb31b41ac75046bf21d78dd3f33d00.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/71/7b/51f7b8fb05857bf46e3d62dbcef942ce.jpg)
2
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![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/67/f6/2a9e7824b6e9c36deed6168ad14cbec6.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/79/bf/caafd0f72cfda07279435aa1298f7a5a.jpg)
⑧戒長寺
東海自然歩道を東へ、大和富士の東麓で標高600mの高台にある静かな山寺が戒長寺です。
地方の戒律道場として藤原時代に隆盛を極めたことは、9体の藤原仏を伝承していることからもわかります。
また、わが国唯一といわれている十二神将を刻んだ銅鐘や葉のへりに小さな実がつくオハツキイチョウなど見どころがいっぱい。
(山辺三バス停下車、徒歩2km)
同じ境内の右横に並んで戒場神社が……
バス停の近くには篠畑(ささはた)神社「元伊勢」や、額井岳~戒長寺へのハイキングコース脇には奈良時代の歌人である “山部赤人” の墓と歌碑等も有る
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6c/5a/f51f6b536d732404ea62ff09ad90f9e5.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7b/f4/4cc61ae9674b6c5849331f16c4b00476.jpg)
3
⑨ぬれ地蔵
室生ダムの水位が下がり、何回目かでやっとお会い出来た濡れ地蔵さんです
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/42/ad/121ea5f73263f014ceb33e6e02fc1cfb.jpg)
伊勢街道のあを越え道に面している石仏で、室生火山岩の切り立った崖に1m82cmの舟形に彫りくぼめ、中に地蔵菩薩を半肉彫りにしてあります。
鎌倉中期の作で、雨が降ると岩壁が濡れ、水が上から滝のように落ちてくるためこの名がつけられました。
現在は、ダムの満水時にその秀麗な姿を隠す魅惑的なお地蔵さんとして親しまれています。
(山辺口バス停下車300m南下)
春頃の水没している濡れ地蔵への参道と周辺の様子です。
両側の供花筒辺り迄水位が上がる時期もあるらしい。前方岩肌の水中に居られます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1c/56/d1cdc21270c66948a18e4d28f844190d.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/72/88/06634d2670cdfcff7818b1664126a943.jpg)
秋の彼岸の頃のダムの水位が下がった時の同じような場所
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/45/65/b949630a4ab6957cbbedf415021f839f.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/10/83/b5f1cde8d29d7d383c0fe34ad356074e.jpg)
何時だったか~
毎日テレビの『ちちんぷいぷい』って番組で室生口大野から長谷寺までを歩いた時にこの濡れ地蔵を訪ねています。
たまたま見ていて、そのタイミングにご縁を感じました。
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『はいばら浪漫地図』
1回目は(2015.5.27)
宗祐寺、伊勢街道、墨坂神社
2回目は(2016.5.9)
鳥見山、宇陀水分神社、八咫烏神社
今回、探訪の残りの三ヶ所は
⑦仏隆寺⑧戒長寺⑨ぬれ地蔵
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/56/bc/8a20f245327d8e8adc059f930d5a6b2e.jpg)
先ずは仏隆寺、説明文から。
仏隆寺は850年に空海の高弟.堅惠(けんね)によって創建されました。
真言宗室生寺末寺に属し本尊十一面観音菩薩立像は聖徳太子の作といわれています。
七堂伽藍の立派なお寺で、室生寺の南門すなわち正面の門として極寺と末寺の関係にあり、室生山の宿坊または住職の隠居寺として重要な役目がありました。
大和茶の発祥地でもあり、空海が帰朝の際にその種子をもたらし、堅恵が寺内で栽培したものが全国へ普及したとされ、茶臼も残っています。
また、天然記念物の古桜は樹齢900年で、周囲7.5m、高さ16mを越え、日本一ともいわれています。
秋は彼岸花も美しい。
(高井バス停下車、東へ2km)
ところがこの彼岸花、少し淋しいのでは…
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/05/81/fa6f96d92f60830d440cf3b9ed544e2c.jpg)
その訳は猪と鹿の仕業だと云う。
根っこから皆食べてしまうのらしい。
居合わせた男性は、以前は沢山でそれは美しかったと……
この仏隆寺の石段は室生寺奥の院の石段と桜井の談山神社の石段と共に『大和三名段』と言われているらしい。
石段へは気持ちだけの協力金、仏隆寺の入山料は200円、箱に払って門を入ればピポンピポンとなる仕掛け、寺でこんなの初めて。
大和茶発祥の地の碑や本堂、不動堂や開祖堅恵(ケンネ)の立派な石室廟
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/54/c0/05eb31b41ac75046bf21d78dd3f33d00.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/71/7b/51f7b8fb05857bf46e3d62dbcef942ce.jpg)
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![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/79/bf/caafd0f72cfda07279435aa1298f7a5a.jpg)
⑧戒長寺
東海自然歩道を東へ、大和富士の東麓で標高600mの高台にある静かな山寺が戒長寺です。
地方の戒律道場として藤原時代に隆盛を極めたことは、9体の藤原仏を伝承していることからもわかります。
また、わが国唯一といわれている十二神将を刻んだ銅鐘や葉のへりに小さな実がつくオハツキイチョウなど見どころがいっぱい。
(山辺三バス停下車、徒歩2km)
同じ境内の右横に並んで戒場神社が……
バス停の近くには篠畑(ささはた)神社「元伊勢」や、額井岳~戒長寺へのハイキングコース脇には奈良時代の歌人である “山部赤人” の墓と歌碑等も有る
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6c/5a/f51f6b536d732404ea62ff09ad90f9e5.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7b/f4/4cc61ae9674b6c5849331f16c4b00476.jpg)
3
⑨ぬれ地蔵
室生ダムの水位が下がり、何回目かでやっとお会い出来た濡れ地蔵さんです
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/42/ad/121ea5f73263f014ceb33e6e02fc1cfb.jpg)
伊勢街道のあを越え道に面している石仏で、室生火山岩の切り立った崖に1m82cmの舟形に彫りくぼめ、中に地蔵菩薩を半肉彫りにしてあります。
鎌倉中期の作で、雨が降ると岩壁が濡れ、水が上から滝のように落ちてくるためこの名がつけられました。
現在は、ダムの満水時にその秀麗な姿を隠す魅惑的なお地蔵さんとして親しまれています。
(山辺口バス停下車300m南下)
春頃の水没している濡れ地蔵への参道と周辺の様子です。
両側の供花筒辺り迄水位が上がる時期もあるらしい。前方岩肌の水中に居られます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1c/56/d1cdc21270c66948a18e4d28f844190d.jpg)
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秋の彼岸の頃のダムの水位が下がった時の同じような場所
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/45/65/b949630a4ab6957cbbedf415021f839f.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/10/83/b5f1cde8d29d7d383c0fe34ad356074e.jpg)
何時だったか~
毎日テレビの『ちちんぷいぷい』って番組で室生口大野から長谷寺までを歩いた時にこの濡れ地蔵を訪ねています。
たまたま見ていて、そのタイミングにご縁を感じました。
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夕方の番組で、小倉百人一首を巡るウォーキングみました。
なんかうれしいめぐり合わせですね。