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ふぉるもさキッチン(台湾厨房)

台湾あれやこれや、色々なトピックスをご紹介したいと思います。(すでに閉店してしまった施設、店舗もあります。悪しからず。)

東北角でシュノーケリング

2016-07-17 14:44:23 | お勧めスポット

 本格的な夏到来~!ということで、海へ泳ぎに来ました。ところは台湾の北東部の海、こちらでは「東北角」と呼ばれているエリアです。



 この辺りの海は、シュノーケリングやスキューバダイビングのメッカになていて、マリンスポーツを楽しもうという人たちで賑わっていました。



 この日は台風が去って間もない日だったので、まだちょっと波が立っていましたが、それでも潜りたい人が大勢。



 我が家もシュノーケルをつけて海へGO!!



 潜ってきま~~す!!



 台風が去ったばかりで、海の水は透明度があまりよくないもよう・・・



 それでも海の中は楽し!!



 海の中を漂います。いろいろな種類の魚がいますよ~!



 潜らなくても海辺でいろんな生物を見つけられます。おや?大きな岩の上を這いずり回っているのは・・・・



 こいつらだ~~!うわーーー、何だ、この変な虫!!!



 ぎゃあああ、たくさんいる!!!中国語では「水蟑螂」、つまり、水ゴキブリって言ううんですって!日本語では何て言うんだろ??



 かわいいエビさんも見いつけた!
 海は楽しい発見がたくさん!!

東北角海岸:台鉄「瑞芳」駅から台湾好行バス黃金福隆線に乗って、「鼻頭」駅下車。海のほうへ歩いて3分。

樹火紀念紙博物館で紙漉き体験

2016-07-12 20:58:15 | お勧めスポット

 夏休みは子供にとってはうれしいものですが、親にとっては頭を悩ませる時期でもあります。ややもすれば子供がうちでゴロゴロして、スマホやパソコンのゲームばかりすることになってしまいますので、何かすることを考えてやらないといけない!!
 そんなわけで、こちら、「樹火紀念紙博物館」へ連れて行ってみました。ここでは紙漉き体験ができるとのこと。



 博物館の入り口はこちら。こんにちは~、お邪魔します~。



 紙漉き体験希望者はまとめて屋上に案内されました。係りの人の指示に従って紙漉きをします。



 ほう~。この青い四角い水の中でやるんですね。



 係りのお姉さんがみんなに道具を配ります。網がついている四角い枠を使います。



 「この水の中には紙の繊維がたくさん入っています。」



 ほんとだ!水の中をぐちゃぐちゃかき混ぜてみると、こういう和紙の繊維が手の中に残ります。



 「この網を使って下から掬い上げるようにしてください。」



 網に均等に紙の繊維がついたら、引きあげてこちらに持ってきますよ~。」



 「これから水分を抜いていきますね。」



 「白いこの分厚い布をかぶせて和紙の上に押し付けていきます。」



 「体重を乗せるようにして、ぎゅっと押しましょう。」



 「すると、このようになりま~す。」


     
 さあ、みんなもやってみよう!!わからなかったら、係りのお姉さんたちに聞いてね。



 ちびっ子たちが果敢に挑戦!



 はい、お母さんたちもやってみて!


    
 そうそう、上手上手!



 布をそうっとのっけて・・・・・



 水分を抜いた紙がたくさん出来上がりました。これから更に、機械を使って乾燥させていきます。



 乾燥作業を待っている間に、博物館の中を見学しました。紙のオブジェがあちこちに飾られていました。



 一階では、プロの手による本格的な紙漉き作業が行われていました。



 大きくて白い和紙を作っている様子・・・・



 30分ほどで乾燥作業が終わり、各自の和紙が出来上がりました!これが作品です。このおじ様の絵は、中国で最初に紙を作った蔡倫さんです。『本館の活動において、じゅうぶん紙と戯れ楽しく紙漉き体験したことを、ここに蔡倫が証明しました』というようなことが書かれています。漉いた紙は薄紫色っぽいヤツです。
 なかなか面白い夏休みの一日活動でした。

樹火紀念紙博物館:台北市長安東路二段68號 電話(02)2507-5539

西昌街青草巷

2016-07-05 20:09:50 | お勧めスポット

 台北市の龍山寺のすぐ近くにある西昌街は「青草巷(青草ストリート)」と呼ばれており、薬草などのお店が軒を連ねています。



 店先のかごにはアロエがどっさり~!!



 名前はよくわかりませんが、いろんな種類の薬草があるのがわかります。



 バナナの花やアダンの実なんかも見かけます。



 この道には10軒余りの薬草のお店があります。すべて台湾北部で採れる薬草なんだそうで。



 薬草茶を売るお店もありました。薬草の名前が書かれていましたが、よくわからないので、お店の人にどういうふうに体が不調なのかを伝えると、効き目のあるお茶を選んでくれます。

青草巷:MRT龍山寺駅から北へ徒歩2分ほど。

白石湖吊橋

2016-07-01 19:43:26 | お勧めスポット

 台北市内湖エリアの碧山巌駐車場の脇に、なかなか素敵なスポットがあるんですよ~。我々は駐車場の反対方向から入ったので、最近この辺りにできたと思われるモダンなレストランやカフェのある地点からスタートです。



 あー、素敵なお店!でも、お昼ご飯を食べた直後だったので、残念ですがスルーすることに。



 お店の前の道を進むと階段がありますので道なりに下りていきます。



 更に下ります~。



 階段を下りたら右に曲がります。



 ほかの人の後ろをついていくように進みましょう。



 すると、見えてきたのは吊橋です!薄紫色の橋がきれいに見えます。



 この吊橋、白石湖吊橋というのだそうです。碧山の方向に向かってまっすぐ伸びる吊橋。



 清代の乾隆帝時代からここは茶葉やミカン類、米などが作られていたそうですが、時代の流れとともに人が流出していき、農地は荒廃していったそうです。改善策としてイチゴやミカンなどの観光農園を展開させることにし今に至っている、というようなことが書かれています。そして、この吊橋は民国99年ですから2010年に完成したということ。道理で10年くらい前にここを訪れたときにはなかったわけだ・・・・・



 橋のしなり具合もいいですね。全長116メートルなんだそうです。



 それでは渡ってみましょう。わああ、やっぱり揺れますねえ。駐車場のほうから渡ってくる人とすれ違います。


    
 橋はほとんど木製です。



 緑の中の吊橋体験。



 うん、なかなか絵になりますねえ。



 吊橋の近くに湿地があり、初夏の頃には蓮の花が咲いていますよ~。



 きれいに開花しています。



 小さな遊歩道がありますので、歩きながらお花を見てみます。



 つぼみの蓮の花もいいですねえ。



 蓮の池は、実は計画的に作られているようなのです。



 周りの草が成長しすぎでちょっと写真ではわかりにくいのですが、この蓮の池、ハート形なんですよん。というわけで、デートにはぴったりの場所です。ま、デートじゃなくてもいいですけどね。

白石湖吊橋:台北市内湖區 内’湖路三段から碧山路へ入っていくと着きます。
      MRTの内湖駅から内湖路2段の内湖分局または碧湖國小のバス停まで行き、
      そこから小2バス、または小2区間バスに乗り、碧山路駅で下車。

中山楼その2

2016-06-27 20:17:35 | お勧めスポット
 中山楼の続きです。


 3階の廊下に展示してあった中山楼の模型です。200分の一のサイズだそうですが、これを見ると、スケールの大きな建築であることがわかります。



 接客室の調度品も豪華絢爛。



 赤の絨毯、ソファーの赤いカバー、木製のテーブルや椅子のデザインや見事な螺鈿細工に目を奪われます。



 ついたての絵も美しいですね。こちらでも粋なスタンド式の照明があります。



 日の光が十分差し込んで、明るい広間となっています。



 うーん、座ってみたいなあ・・・



 広間の突き当りです。百名の来賓が収容できる大きな広間。



 飾りも凝りに凝っています。



 スライド式のテーブルはデザインが秀逸。四隅に金で描かれているものはコウモリ。中華世界ではコウモリは縁起のいい動物。(蝙蝠の中国語の発音が「福」と近いので)


    
 柱や照明のデザインが素敵ですね。



 天井に設置された照明はまた違ったデザイン。


    
 ゴージャスチャイナ!!ため息が出ますな。



 こちらは会議室。会議室も大小ありまして、こちらは小会議室のほう。



 隅っこの机には蒋介石さんが座ったのでしょう。


    
 で、こちらが大会議室に入ってすぐに見える風景。この肖像画は、そう、孫中山先生(孫文)。男前やがな・・・



 木製のついたての細工が、もう、なんか、ブルジョワです。



 大会議室は縦に長い感じ。



 部屋によってこれだけ異なった趣向が凝らされているのには驚きです。



 こんな素敵なお部屋で会議をしたら、集中できないのでは?



 花や動物などのデザインが施された木製の机。


    
 こちらの椅子も木の部分の彫刻が素晴らしいですね。ひじ掛けの部分などドラゴンの顔ですよ!



 見学を終え、最初に入ってきた門のところに戻る途中、白い池のようなものを発見。



 ありゃま、よく見ると、これって温泉じゃあないですか!ものすごい硫黄泉ですよ!匂いもけっこうきついです。下からブクブク湧き出していますよ。熱そうです。



 何にも利用されていないようで、ちょっともったいないなあ・・・・

中山楼:台北市陽明路二段15號 電話(02)2861-6391
    バス260、紅5などで「教師研修中心」駅下車。
    毎日決まった時間に一般開放されています。8:30、10:00、13:30、15:00の4回。
 

中山楼その1

2016-06-26 20:31:21 | お勧めスポット
 今回は写真が多いので、その1とその2に分けて記事をアップいたします。


 台北市の陽明山公園へ行く途中、小高い山の上に見える立派な中華式の建物、それが中山楼です。中山楼への入り口はこちら。



 車やバイクに乗ってきた場合は、中山楼の建物のすぐそばまで運転して行けますが、バスなど公共の交通手段で来た場合は、ここから徒歩で行きます。上り坂を歩くと、10分くらいかかるでしょうか。二股に分かれた道がありますので、右へ進みましょう。



 お、見えてきました、見えてきました。目指す中山楼です。



 もう少し。がんばれ~!これが、国父孫文の生誕百年を記念し、蒋介石が造った中華式古典建築の建物なのです!



 ジャーン!こちらが正面玄関であり、入り口です。



 その向かい合側には立派な門が聳えていました。



 それでは早速入ってみましょう。お邪魔しま~す。入ってみたら、そこは赤絨毯が敷き詰められた重々しい雰囲。



 ボランティアガイドさんがいらっしゃいます。私たちはベテランガイドさんについて、説明を聞きました。



 こちらは中華文化堂という大会議室。ステージがあって、スクリーンもあり、上映会もできちゃうんですね。収容人数1200人っていうんだからその広さがわかるでしょう?木製の椅子が重みあります!


    
 中華文化堂の後ろ出口を出ると、この方々とお目にかかります。蒋介石さんと息子さんの将経国さんの像ですな。



 とにかく立派さを全面に押し出した造りです。天井もほら、こんな風。



 こちらは大型ダイニング。600坪の広さがあり、200のテーブルが用意され、2000名の来賓が収容できるとのこと。



 いやあ~、こういった所で食事するのって、どんな気分なんでしょうね。まあ、国賓級の方々が食事されるのですから、私どものような一般人には関係のないことなんですが・・・


    
 廊下もこの通り立派!!天井から吊るされた照明のデザインも素晴らしい!




 階段に設えられた手すりも、これは大理石ですかな?擬宝珠みたいなのは寿桃。孫文生誕百年を記念して、この寿桃は百個あります。



 こちらは3階の円卓の間。広さは約30坪。広間の真ん中にはお高そうな丸テーブルが。そのぐるりに椅子が10脚。テーブル同様ゴージャスなデザインです。



 部屋の端には半月型のテーブルと、テーブルと同じデザインでそろえた椅子がありました。椅子の背もたれの部分には大理石がはめ込まれており、なんともセレブな椅子ですこと。



 3階のバルコニーから外を眺めてみました。おおお~、ナイスビュー!



 バルコニーへと出る扉の頭上には、燦然と輝かんばかりの「中山楼」の文字。


    
 この広間の照明もまた違った趣の中華式デザインです。



 こういう丸テーブルもありました。低いテーブルです。これも大理石が使われた贅沢な作り。椅子のデザインも素晴らしい!


    
 椅子のデザインにはびっくりしちゃいます。豪華の一言!


    
 天井の装飾、照明のデザインはまさにアート!


    
 階段の下側、つまり裏側ですね。こんなところにも凝っています。

 それでは、続きは「中山楼その2」へ。

台北賓館 その2

2016-05-27 16:12:18 | お勧めスポット
 「台北賓館その1」の続きです。今回は写真が多いので、2回に分けています。


 こちらは1階奥の大広間です。ソファーといい、カーテンといい、カーテン上部や鏡の枠の装飾といい、シャンデリアといい、絨毯といい、ああ、ゴージャスですねえ。


    
 この書を多くのお客さんが写真を撮っていたので私も撮ったのですが、結局誰の手による書なのか、わからずじまい・・・・・



 各部屋に設置されている木工彫刻は素晴らしいの一語に尽きます。扉の上にある木の装飾は梅の花を象っています。


    
 その裏側(隣の部屋)はこんな感じ。白い壁と金の細工の調和に見とれます。


    
 不思議な間取りの部屋がありました。実はここの両側にそれぞれ会議室があるのですが、会議の前に来賓たちが先にこの部屋に通され、待機する場所だそうです。当時は全てこういった椅子はヒノキでできていたそうですが、日本が引き上げるとき、全部持っていったそうで、今ここにある椅子は復刻版なんだそうです。



 この広間は現在、ビデオ室になっていて、訪れたお客さんに台北賓館のガンダンスを行っています。



 天井に吊るされた扇風機もいい雰囲気出してますねえ!


    
 どの部屋の鏡の枠も芸術品ですな。



 柱に装飾された、果物をあしらったデザインも台湾らしさが感じられます。


    
 再び外に出ました。ドーム型に組まれた石の柱が優雅です。



 風格ある造りに、お客さんたちはカメラを向けていました。



 お庭も日本庭園を意識しています。



 緑の中の池、石灯籠などの風景が、台湾の人にも人気です。



 ソテツなんかも植えてあって、南国らしさがありますね。



 枝ぶりのいい松の木もありました。



 枝が上へ横へと広がりすぎたのでしょう、長い棒で支えられて、今も健在の見事な木。



 本館の横にある純日本式家屋の「和館」は内部公開されていませんでした。


    
 この街灯も歴史を見てきたのでしょうか。



 回廊を支える柱のデザインと、壁の装飾にも目を奪われます。



 3階部分にあるバルコニー。かつて昭和天皇がここにお立ちになって、下に集った者に手を振られたとのこと。



 こういった窓にもノスタルジーを感じます。長方形の窓は上下にずらす様式。上の丸窓も味があります。



 窓の上部の装飾もそれぞれ少しずつ異なっていて、匠の技が感じられます。



 住所は凱達格蘭大道1号です。



 参観時間はこちらの通り。



 この道を来ると着きます。

台北賓館:台北市凱達格蘭大道1號
     注意参観できるのは毎月1回。こちらのホームページで参観できる日をチェックしてからお出かけください

台北賓館 その1

2016-05-26 20:24:36 | お勧めスポット

 台北賓館に来ました。日本統治時代、総督の官邸だった建物です。現在は外国のお客さんを招待する場所となっています。けっこう長い間、台湾に住んでいるのに、ここへ来るのは初めて!



 正門を抜けると、こういった風景が目に飛び込んできます。おおおお、さすが立派な建物です!



 まずは外側から建物を眺めることとしましょう。建物の正面玄関を真正面から見てみます。素晴らしい風格です。入り口のまん前に噴水も設置されていますね。


    
 どっしりとした重々しい造りです。屋根の窓は木で作られているんですね!!



 それでは中に入ってみましょう。



 入ってすぐに階段がありました。白い壁には金で装飾が施されていて、なんとも豪華な雰囲気。階段には赤い絨毯。手すりなどは木でできていて、昔らしい造りです。


    
 天井はかなり高いです!シャンデリアが遠い!



 階段を上り切ったところにこんなものがありました。



 どうやら「中日和約」の模様を再現したもののようです。太平洋戦争に敗れた日本が、台湾の統治をやめ、中華民国に返す条約を結んだのが、この台北賓館だったということです。



 踊り場の突き当りには、大きなステンドグラスがはめ込まれた窓がありました。



 二階にはいくつかの部屋があり、それぞれ見学できます。亜熱帯の台湾ですが、暖炉も作られていたんですねえ。



 こちらの部屋にも鏡の下に暖炉が設置されています。



 こちらの奥まった小部屋の真ん中には、何か黒い箱のようなものが展示されていました。何でしょうか?



 木彫りの黒い箱のようなものには、日本の風景が描かれています。厳島神社でしょうか。木彫りの装飾も凝っていますね。



 ピントがあっていなくてごめんなさい。これはこの黒い箱の中の天井の部分です。どうやら何かをしまっておく箱型の引き出しのようなもののようで。



 こちらは一階の広間です。なんてゴージャス!社交の場としてではなく、総督の執務が執り行われる場でもあったようです。



 調度品も素敵ですね。カーテンの上部の装飾も素敵です。


    
 こちらの部屋のカーテンの上部に施された装飾は、なんとも華やかです。「梅花鹿」という台湾の鹿の頭を作って飾っています。


    
 天井のシャンデリアもクラシカルで美しいですね。



 こちらは第二客室。来賓用の部屋だったようです。



 木製の洋服ダンスも完備。



 そしてこちらが朝ごはんを食べる部屋。ダイニングルームですね。



 食器棚もありました。こんなふうに並べられていたんでしょうね。


    
 ダイニングの側にはこんな設備が!さて、これは何でしょう?答は・・・料理を運ぶための小さいエレベーター!!一階の調理場からこのエレベーターで料理が運ばれてくるってことか!



 大勢のお客さんがこの立派な台北賓館を見に訪れます。
 本日はここまで。続きは「その2」でお伝えいたします~。



 
 



 



草嶺古道

2016-05-16 20:11:25 | お勧めスポット

 憧れの草嶺古道へ連れて行っていただきました。



 草嶺古道へはここからスタート。きれいな川が流れるすぐ側からです。



 地図をよく見てから、さあ、出発です!!


    
 さすがは山道、立派な木がにょっきり生えていますね。


    
 台北の東部、新北市から宜蘭へと延びる山の道、「草嶺古道」は早くから清王朝が開いた歴史ある道です。通常は台鉄に乗って「貢寮」駅または「福隆」駅から歩きますが、今回は台湾の知人に車でスタート地点のすぐ側まで連れて行っていただき、直接スタート!



 石段の道が山の中をくねっています。



 20分ほど歩くと、緑に開けた場所が見えました!いやあ、絶景!遠くのほうに牛が見えます。放牧されているんですねえ。



 緑の木々に包まれながら、更に歩を進めていきます。



 すると・・・右手のほうにでっかい岩を発見!「雄鎮蠻煙摩碣」という石だそうです。1867年、道を開く際、この大石に行く手を阻まれ、これは魔物の仕業だと考えた当時の人は、この石に『雄鎮蠻煙』と刻んで、魔物を鎮めたという話が残っています。この石碑は3級古跡に指定されています。



 木の少ない、草がなびくような山の中を進んでいきます。本当にいい眺め!



 まさに亜熱帯の景色です。この道は日本が台湾を統治するために上陸したときにも使われたそうです。



 おや?不思議な岩発見!



 「虎字碑」という石碑のようです。1867年、行く手を暴風に阻まれた劉明灯は「易経」の中にある「雲は龍に従い、風は虎に従う」という言葉道理に草書で「虎」と書き、風を鎮めようとしたとのこと。確かに冬など、この辺りの風はきつそうです。



 この石碑も有名なんだそうです。



 スタートしてから約1時間半、海が見えました~!おおおお、これも絶景です!



 ちょうど啞口という所です。東屋がありましたので、ここでちょっと一休み。



 うわああ、とっても見晴らしがいいです!こちらの道は桃源谷に続く道。



 もと来た道を振り返ったらこんな景色が見えました。ここで引返し、スタート地点へ戻りました。



 スタート地点の川に飛び込んで、顔をジャブジャブ洗って汗を落としました。犬もここで納涼の様子。



 見上げると、赤いくちばしの鳥がちょこんと木に止まっていました。この鳥は幸運を呼ぶ鳥だそうで、この日見られたってことは、いいことあるかも?

草嶺古道:新北市貢寮区遠望坑~宜蘭県頭城鎮大里の間 
     台鉄「貢寮」駅か「福隆」駅で下車し、「遠望坑親水公園」へ。さらに15分くらい歩くと登山口。

リボンの観光工場

2016-05-12 20:06:34 | お勧めスポット
 彰化縣の海辺に作られた鹿港彰浜工業区に、リボンをテーマにした観光工場が2011年にできました。その名も緞帶王織帶文化園區。そこに行ってきた台湾の知人が「なかなかよかったよ」と言うので、我々も行ってみました。



 こちらがその入り口。なんだかキュートです。



 入り口を入るとすぐに、こんな方がお出迎え。


    
 リボンでデザインされた台湾もありますよん。



 緞帶王織帶文化園區(リボン王文化パーク)は、縉陽公司が創設したテーマパークです。伝統的な紡織産業と同じく、環境の急速な変化と市場競争のなかで、縉陽公司はクリスマスのリボンを専門に生産するメーカーから形態転換を遂げました。
 要するにリボンの生産だけではなく、リボンをお客さんに見せちゃおうというわけですね、早い話が。



 施設内にはこのように何百何千種類のリボンが展示、販売されていました。



 リボン一巻きのもの三つで50元(約150円)と安かったので、つい買っちゃいましたよー。でも、買った後でどうやって使おうかと思案中なんですが・・・・・



 リボンの布地コーナー。



 台湾の伝統的な花布もありました。



 同系色のリボンもこうやって見ると、それぞれ違うんだなあ・・・とわかります。



 廊下にはリボンで作った様々な作品が展示されています。



 工夫次第で面白い作品ができますねえ。



 動物ものも多いです。



 でかい作品。タペストリーでしょうか。 



 小さい作品もたくさん!こちらは黄色い鳥さんコーナー。



 ドレスやワンピースもリボンの布地で作れちゃう!!


    
 ミニチュアのお店も面白いですね。


    
 美味しそうなデザートに、可愛いクマさん!!


    
 え!何これ!お寿司屋さんですかあ!


    
 本当に一口にリボンと言っても、いろんな種類があるんだなあって思いました。



 おっと、こちらはリボンで描いたゴッホの絵!!



 見ているだけで、華やかな楽しい気分になっちゃうのは、女の子だから??



 可愛い作品ばかりの展示コーナー。



 リボンでできたお洒落ドレス。



 ピアノに被せているピンクのカバーはリボンの布地。



 白いレースのリボンも実に様々。


    
 奥のほうにはDIYコーナーもあります。こちらはリボンを染め出す実演。



 リボンを巻き取っていく機械に触れて動かすこともできます。



 リボンを紡ぎだしている機械もお客さんに見せています。機械は全部自動で動いていました。



 リボンに興味のある方は是非!

緞帶王織帶文化園區:彰化縣鹿港鎮鹿工路15號 TEL:04-7813626
          サイトはこちら(中国語ですが)