ふぉるもさキッチン(台湾厨房)

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樹火紀念紙博物館で紙漉き体験

2016-07-12 20:58:15 | お勧めスポット

 夏休みは子供にとってはうれしいものですが、親にとっては頭を悩ませる時期でもあります。ややもすれば子供がうちでゴロゴロして、スマホやパソコンのゲームばかりすることになってしまいますので、何かすることを考えてやらないといけない!!
 そんなわけで、こちら、「樹火紀念紙博物館」へ連れて行ってみました。ここでは紙漉き体験ができるとのこと。



 博物館の入り口はこちら。こんにちは~、お邪魔します~。



 紙漉き体験希望者はまとめて屋上に案内されました。係りの人の指示に従って紙漉きをします。



 ほう~。この青い四角い水の中でやるんですね。



 係りのお姉さんがみんなに道具を配ります。網がついている四角い枠を使います。



 「この水の中には紙の繊維がたくさん入っています。」



 ほんとだ!水の中をぐちゃぐちゃかき混ぜてみると、こういう和紙の繊維が手の中に残ります。



 「この網を使って下から掬い上げるようにしてください。」



 網に均等に紙の繊維がついたら、引きあげてこちらに持ってきますよ~。」



 「これから水分を抜いていきますね。」



 「白いこの分厚い布をかぶせて和紙の上に押し付けていきます。」



 「体重を乗せるようにして、ぎゅっと押しましょう。」



 「すると、このようになりま~す。」


     
 さあ、みんなもやってみよう!!わからなかったら、係りのお姉さんたちに聞いてね。



 ちびっ子たちが果敢に挑戦!



 はい、お母さんたちもやってみて!


    
 そうそう、上手上手!



 布をそうっとのっけて・・・・・



 水分を抜いた紙がたくさん出来上がりました。これから更に、機械を使って乾燥させていきます。



 乾燥作業を待っている間に、博物館の中を見学しました。紙のオブジェがあちこちに飾られていました。



 一階では、プロの手による本格的な紙漉き作業が行われていました。



 大きくて白い和紙を作っている様子・・・・



 30分ほどで乾燥作業が終わり、各自の和紙が出来上がりました!これが作品です。このおじ様の絵は、中国で最初に紙を作った蔡倫さんです。『本館の活動において、じゅうぶん紙と戯れ楽しく紙漉き体験したことを、ここに蔡倫が証明しました』というようなことが書かれています。漉いた紙は薄紫色っぽいヤツです。
 なかなか面白い夏休みの一日活動でした。

樹火紀念紙博物館:台北市長安東路二段68號 電話(02)2507-5539


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