
「馬蹄蛤主題館(馬蹄ハマグリテーマ館)」という所があるとわかったので、ちょっと寄ってみることにしました。

民家というか、小屋というか、とにかくこの建物がテーマ館。大きな水族館みたいなのを想像していた我々は、その気取りの無さにびっくりというか、長閑さに安心したと言うか・・・・・

中に入ると、貝殻で作った小さな作品が並んでいました。

観光スポットに来たというよりも、どっかのお宅の応接間の隅っこを見ているような感じ・・・・・

しかし、こちらで扱っている貝は「馬蹄蛤」という、台湾で最も大きなハマグリ。

馬蹄ハマグリは、シジミ養殖の達人である曾界崇氏が長年の努力の末に培養と繁殖に成功した品種です。雲林・嘉義・台南の海域で、絶滅に瀕していた貝類-『紅樹シジミ』が偶然発見され、その大きな外形と独特の食感から、曾界崇氏は人工養殖を夢見るようになりました。そして独自に開発した繁殖技術を通じて、希少種の大量繁殖に成功。紅樹シジミは、もともと主にマングローブで生息していたのでこの名前がついたのですが、外観が馬蹄の形状に似ていたことから馬蹄ハマグリと命名し、一般の淡水シジミとの差別化を図りました。

おおおおお!馬蹄ハマグリを育てるには6年もかかるんですねえ!

もちろんここで、馬蹄ハマグリが食べられますよん。我々はこのテーブルについて、ハマグリスープを注文してみました。一粒100元、一人一粒、3人だったので合計300元なり。

ジャーン!やって来ました。これ、これです!ほとんど味付けなしでしたが、汐の味と香で思ったよりもしょっぱいです。しかし、味はザ.ハマグリ!濃い貝の味がしました。どれだけタウリンが入ってるのか?って感じでした。

私の碗のは、肉が小さめで白っぽいのですが、これはメスなんですって!

テーマ館の敷地には3ヘクタールの養殖池があります。ハマグリを触ることもできるそうなのですが、有料だったのでやめました。

筏遊びをやっているファミリーの姿。台湾の海辺の田舎の風景でした。
馬蹄蛤主題館:雲林縣口湖郷金湖村養魚路5-3號 電話(05)797-1500
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