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ふぉるもさキッチン(台湾厨房)

台湾あれやこれや、色々なトピックスをご紹介したいと思います。(すでに閉店してしまった施設、店舗もあります。悪しからず。)

馬蹄ハマグリテーマ館

2016-05-06 20:04:55 | お勧めスポット

 「馬蹄蛤主題館(馬蹄ハマグリテーマ館)」という所があるとわかったので、ちょっと寄ってみることにしました。



 民家というか、小屋というか、とにかくこの建物がテーマ館。大きな水族館みたいなのを想像していた我々は、その気取りの無さにびっくりというか、長閑さに安心したと言うか・・・・・



 中に入ると、貝殻で作った小さな作品が並んでいました。



 観光スポットに来たというよりも、どっかのお宅の応接間の隅っこを見ているような感じ・・・・・



 しかし、こちらで扱っている貝は「馬蹄蛤」という、台湾で最も大きなハマグリ。



 馬蹄ハマグリは、シジミ養殖の達人である曾界崇氏が長年の努力の末に培養と繁殖に成功した品種です。雲林・嘉義・台南の海域で、絶滅に瀕していた貝類-『紅樹シジミ』が偶然発見され、その大きな外形と独特の食感から、曾界崇氏は人工養殖を夢見るようになりました。そして独自に開発した繁殖技術を通じて、希少種の大量繁殖に成功。紅樹シジミは、もともと主にマングローブで生息していたのでこの名前がついたのですが、外観が馬蹄の形状に似ていたことから馬蹄ハマグリと命名し、一般の淡水シジミとの差別化を図りました。



 おおおおお!馬蹄ハマグリを育てるには6年もかかるんですねえ!



 もちろんここで、馬蹄ハマグリが食べられますよん。我々はこのテーブルについて、ハマグリスープを注文してみました。一粒100元、一人一粒、3人だったので合計300元なり。



 ジャーン!やって来ました。これ、これです!ほとんど味付けなしでしたが、汐の味と香で思ったよりもしょっぱいです。しかし、味はザ.ハマグリ!濃い貝の味がしました。どれだけタウリンが入ってるのか?って感じでした。



 私の碗のは、肉が小さめで白っぽいのですが、これはメスなんですって!



 テーマ館の敷地には3ヘクタールの養殖池があります。ハマグリを触ることもできるそうなのですが、有料だったのでやめました。



 筏遊びをやっているファミリーの姿。台湾の海辺の田舎の風景でした。

馬蹄蛤主題館:雲林縣口湖郷金湖村養魚路5-3號 電話(05)797-1500
       ホームページ(中国語)はこちら

台中の霧峰林家花園

2016-04-22 20:30:29 | お勧めスポット

 1999年9月21日の大地震で破壊され、長らく修復作業が続いていた台中の霧峰林家花園が、1年位前にようやくリニューアルオープンしたと聞き、知人たちとともに行ってきました。
 林家花園というのは、清の時代に、台湾で大きな勢力を持っていたおうちの一つ、林さんのお宅です。当時は他にも新北の板橋の林さん、鹿港の辜さん、高雄の陳さんというお宅が大きな力を持っていたそうですが、こういった大きなうちの勢力は台湾社会に大きな影響を与えていたらしく、霧峰の林家は中部台湾の田畑の測量を行ったり、太平天国の乱に加わったりと、それはそれは物凄い家柄だったようです。



 再オープンしたと言っても、一般観光客が見学できるのは、この広い敷地を持つお屋敷の中で、「宮保第」と「大花廳」という棟だけ。ほかの建物群は、まだ修復が終わっていないとのことで、見学できませんのであしからず。



 修復されただけあって、確かにレンガの色が新しいですね。早速宮保第の中に入ってみることに。


    
 堂本、ではありませんよ、キンキキッズじゃなくて、本堂です!



 屋根瓦とレンガと黒い木造の組み合わせが素敵です。



 上方に施された木工彫刻が、また凝ってますなあ。


    
 この日のガイドさんは日本語もできました。大学で日本語を専攻していたそうで、上手に説明してくださいますよ。


    
 扉の両側に施された木工の透かし彫りがイカしています。


    
 燦然と輝く「宮保第」の文字。


    
 透かし彫りの素晴らしさもさることながら、色目もいいですね。



 建物の扉の上部には必ず扁額が飾られています。一族の繁栄が込められた文字が書かれています。



 木工彫刻の素晴らしさを解説するガイドさん。



 棟の中ほどにはお庭があります。



 当時このお屋敷に住んでいた人々に使われていた道具類も展示されています。当時の人力車。


    
 木の扉の細工も細やかです。



 お屋敷の一室でお客さんにお茶のサービスがありました。



 しばしお茶をいただいて休憩です。



 部屋の外壁の飾り彫りも素敵です。壁の下のほうはレンガ造りになっていますが、一番下に、小さく四角形に切り出されたところがあるのがわかりますか。これはネコの通り道だそうです。ネズミ退治のためにネコが飼われていたのだとか。


    
 お屋敷の中にはたくさんの小部屋があります。



 六角形の窓枠がなんともお洒落。



 宮保第から大花廳の棟へと進みます。



 おお、なんとも変わった造りですこと!丸い穴みたいなのがぽっかり開いてるけど、何なのこれ?



 と、思ったら、階段があってその上にはなんとも素敵な彫刻が施された扉があるじゃないの!これは何??ガイドさんいわく「ここはねえ、舞台なんですよ。今、私たちがいるのは舞台の裏で、ここからパフォーマンスを演じる人が上に上がって登場したのです。」



 で、舞台がこれ!ひょえー、すごいゴージャス!だってねえ、お家の中にステージがあるんですよ。昔のお金持ちのうちってすごいわねえ。
 ちなみに、おととしの秋、安室奈美恵ちゃんがここでミュージックビデオを撮影したのだそうです!ガイドさんが嬉しそうに説明していました!!



 舞台の天井の彫刻も超イカしています。こういうところにも凝ってるのは、さすが豪族!



 ステージから広間に向かいました。まあ、もう、これは立派過ぎますわ!



 奥のほうにある螺鈿細工のテーブルとか椅子、めっちゃ高いんだろうな~、という庶民のゲスな感想。壁にある肖像は当時の林家の偉い方々。



 螺鈿細工のテーブルとか椅子、めっちゃ高いんだろうな~、という庶民のゲスな感想。



 長い鉄砲!林家では軍隊も抱えていたそうですので、こういうものがたくさんあったんでしょうね。ちなみに、この長い鉄砲は二人がかりでかついで撃つんだそうです。操作が難しそうだ~。



 大花廳の前方の建物には扉の上部に九つの文字が彫られています。これらの文字は、それぞれ字体が違いますが、全部「壽」という字です。「九」の 発音が中国語では「久」と同じなので、いく久しく長寿であれ、という祈りが込められたものなのでしょう。

霧峰林家花園:台中市霧峰區民生路26號 TEL04-2331-7985

iicake 雲林ケーキタオルカフェ

2016-04-20 20:03:58 | お勧めスポット

 少し前に「興隆タオル観光工場」の話を書きましたが、今回もタオルの産地虎尾ならではのスポットのご紹介です。「iicake 雲林蛋糕毛巾咖啡館(雲林ケーキタオルカフェ)」というお店です。屋号だけ聞くと、喫茶店なのかと思いますが、実はタオルのお店なんです。



 ほら、中に入ると、タオル製品がた~くさん!!



 手拭タオルだけではありません。タオルで昔のお金の形を作った商品などがいっぱい!



 これは日本のサンリオのキャラクター、ポムポムプリンのタオル!



 同じくメロディーちゃん!



 ちびまるこちゃんもありました!



 おさるの女の子も人気商品!



 タオルをケーキのような形にし、可愛くして販売するというのは、いいアイデアかも。



 他にも様々なキャラクターが並びます。



 見ていると欲しくなって来るから、お店のマジックにまんまとはめられてるんですね。


    
 タオルの花束も可愛いですね。



 四葉のクローバーをイメージした商品ですね。



 このお店は「咖啡館(カフェ)」と銘打っていますが、カフェスペースはほんのわずか。ドリンク類も売っていることは売っていますが、実際のところはタオル屋さんです。けれども、レジのところは、まるで飲食店のような造りになっています。



 レジの奥まったところに、少しだけフードコーナーが設けられています。



 面白いのは、お店の人がケーキ型タオルを作っている所を見学できること。



 慎重に、慎重に、みんな同じ形になるように作っていますね。



 もちろん普通のタオルも販売しています。



 お店は2階建て。2回へと続く階段を上っていくと、踊り場の壁に可愛い絵が!・・・と思ったら、絵じゃなくて大きな大きなタオルでした!


   
 2階の床の一部はガラス張りになっていて、タオルで作った動物やタオルの糸が展示されていて、子どもたちに大うけ!


    
 タオルのデコレーションケーキもありまーす!



 子どもたちを対象にしたDIYコーナーもあります。お店のお兄さんが親切に指導。


    
 うーん、こうやって見ると、タオルっておいしそうなのね。

iicake 雲林蛋糕毛巾咖啡館:雲林縣虎尾鎮光復路2號 TEL(05)633-6728
              営業時間は10:00~18:00

虎尾の切り絵の町

2016-04-14 20:19:01 | お勧めスポット

 虎尾に、切り紙細工のような絵が描かれている一角があると聞き、是非見たいってんで行ってきました。それがこちら。虎尾の中心からやや西に行った、「北溪厝」と呼ばれるエリアにありました。



 158号線から龍安宮に続く道を右に折れ、お宮の門の下をくぐったところから、絵は続いていました。



 ほら、見てください!白い壁に赤一色の動物の絵。中華伝統の切り絵みたいな図案です。ネズミ、牛、トラ・・・干支の絵が描かれています。



 おおおお!家の壁一面に描かれた、大胆な絵!



 お寺のすぐ斜め向かいにある建物の壁も、ご覧の通り大胆に描かれています。



 すぐ側では台湾の伝統芸能、布袋戯(人形劇)が青空上映中。



 その向かい側の大きな建物の壁にも、いっぱいに赤い絵が描かれています。この絵はちょっと可愛いデザイン。



 お寺に続く道の両側の壁には、切り絵タッチの絵がずらりと並んでいました。これも干支の絵です。



 この絵も素晴らしい~!チャルメラを吹いているのはお猿さんかな?


    
 電信柱にもこのように、鯉のぼりのうろこみたいなデザインが赤で描かれています。



 作品の青空展示場という感じでしょうか。



 この絵もすてき!すごく気に入りました。



 ちょっとした休憩所もあります。疲れたらここに腰掛けてゆっくりしましょう。



 ん?これは何でしょうか?このニワトリさんも作品の一つなんでしょうね。



 あ、台湾のお正月のとき、玄関に貼る紙に、よくこんなデザインがありますよね。



 おそらくトラ。立派なお髭が自慢です。



 聞いたところによると、絵の先生の指導のもと、大勢の学生が手分けしてこのエリアの壁に絵を描いたのだそうで。それにしてもうまいなあ。



 おお、可愛い!2012年に描かれたのかな。



 蝶々が壁に羽根を広げました!



 アートな壁に目が釘付け。



 年少者が描いた絵とは思えません。



 こちらは大きな絵。ダイナミックな構図です。



 丸々太ったブタさん、愛くるしいですね。



 活動中心には、わりと現代タッチの絵が描かれていました。



 絵本館は、本日お休みのようです。



 とっても楽しげな絵。



 社区の地図も赤い絵で描かれていました。

春の杉林渓(追加記事あり)

2016-04-10 13:12:58 | お勧めスポット

 南投縣竹山鎮にある観光地、杉林渓にやってきました。名前通り杉の木が覆い茂る山の景色がウリモノの自然公園です。緑溢れる風景はマイナスイオンが噴き出しているかのようなすがすがしさ。だけど、日本人にとって杉林なんてさほど珍しくないんじゃなーい?なあんて意見もあるでしょうね。だけど、ここは杉林だけがウリモノではないんです。



 杉林渓へはゲートからマイカーでは行けないシステムになっています。突き当たりの滝まで行くと2キロ以上歩かなくちゃいけないので、園のバス(有料)を利用してくださいね。もちろん歩きたい方は徒歩で奥までどうぞ。いや、歩くなんぞ勘弁という方はゲート前にある赤い紅葉でも見て、お土産屋さんを冷やかすのもいいでしょう。



 杉林渓の突き当たりに広がる景色は圧巻です!翡翠色の水を湛えた池の向こう側には不思議な洞窟が口を開けていました。


    
 崖の谷間からは滝が流れ落ちています。



 その滝の下から遊歩道が設けられていますが、道なりに進むと洞窟の中に入っていきます。この「松瀧岩」洞窟は高さ30メートル、幅が68メートル、深さ25メートルもあって、天井からは鍾乳石が垂れ下がっています。



 遠くから見ると洞窟がぽっかり口を開けているのがよくわかりますね。

 さて、杉林渓のゲートから松瀧岩まで園内専用のバスに乗ると途中に一つ駅があって、ここでお客さんが大勢乗り降りしています。何かあるのかなと思い、下車してみたら「花卉中心(花びらセンター)」という施設がありました。ちょうど牡丹の花の展示がありましたので見てみることにしました。



 すると中には本当にたっくさんの牡丹の花が咲いていました。




 ピンク色の牡丹や白い牡丹や・・・



 真っ赤な牡丹も。どの花も子どもの顔くらいの大きさがあり、あちこちで咲いている様は圧巻でした。



 中にはこんな牡丹もありました。ピンク色の花の中に赤い色が混じっていて作りものみたい!でも、本当のお花なんです。



 チューリップコーナーも端っこの方にありました。ちょっと変わった種類のチューリップ、ブラックチューリップや白と赤紫色のチューリップがあり、珍しいな~と思いながら見ました。
 牡丹の展示は毎年3月下旬から4月下旬までだそうです。

杉林渓への行き方:台鐡台中駅、または高鐡台中駅から台湾好行バスで溪頭線(B線)に乗り、終点の杉林渓で下車。(ただしB線は企画中なので、確認の上ご乗車ください)

 再び4月に杉林渓へ訪れたので、そのときの写真も追加でアップいたします。


 滝のあるエリアの前に架かる吊橋も有名です。


    
 99吊橋という名前なんですね。



 大勢のお客さんがこの橋を渡ってから滝の見物をします。



 ぽっかり口をあけた洞窟の奥にも遊歩道が設けられていて、散策ができますよ!



 かなり神秘的な風景です。



 洞窟の奥から眺めると、こんな感じ。



 フラワーセンターにも再度行ってみました。牡丹の花はやっぱりきれい!



 花弁が幾重にも重なっていて、ゴージャスな花ですね。



 春なのに紅葉も見られます。4月でも杉林渓の気温は冬並みに寒いんです。



 葉牡丹も植えられていました。



 色とりどりのチューリップも健在。



 チューリップもいろんな品種があるんですね。



 花弁の先がとんがったような形のチューリップもありました。
 

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雲林布袋戯館

2016-04-09 13:38:16 | お勧めスポット

 かつて虎尾の郡役所であったこの建物は、現在、布袋戯(ポテヒ)という台湾の伝統芸能である人形劇の記念館になっています。



 布袋戯(ポテヒ)はもともと、中国福建省の泉州に起源があるのですが、そこから台湾にも伝わり、今では台湾で最も発展した伝統芸能です。ここには布袋戯(ポテヒ)で使用される人形が多く展示されています。


    
 布袋戯(ポテヒ)は台湾各地でその催しがありますが、舞台装置はこのような屋台のような形をしています。「頂蓬」という飾り屋根のついた舞台は大変ゴージャス。舞台の背景にはカーテンがしてありますが、人形を操る人はその後ろに隠れていて、腕につけた人形だけを前にかざして動かしています。舞台の両脇を支える柱は「龍柱」といい、たいてい素晴らしい彫刻が施されています。舞台の上の部分には窓がありますが、時折人形をひょいと放り投げ、この窓にくぐらせるという、人形使いのプロの技が見られたりします。



 劇の最中は、ちょうどこんな感じなんですねえ。



 コレクターの布袋戯(ポテヒ)人形が並んでいました。


    
 しかし現在では、昔の人形よりも人形の顔やスタイルがアニメっぽくなっていて、以前のものと比べるとちょっとパワーアップしています。


    
 衣装や被り物がずいぶん派手になっています。



 おお、麗しい!まるでスマホやパソコンのゲームから飛び出したようなキャラ。


    
 こちらはなんとも神々しいですね。


    
 まるでアニメの世界だ!!



 この表情なんか、GACKTみたいじゃない??

雲林布袋戲館:虎尾鎮林森路一段498號

興隆タオル観光工場

2016-04-03 19:06:02 | お勧めスポット

 雲林縣の古い町、虎尾はタオルの生産でも有名。というわけで、あちこちにタオルの店があります。観光用のタオル工場もあるというので、その工場「興隆毛巾観光工廠」へ行ってきました。



 ゲートを抜けて奥へ入っていくと、工場の建物がありました。



 その一角に昔使われていたというタオルの機織機が展示されていました。



 ガチャンガチャンと音がします。ガラス窓の中を覗いてみると、機械でタオル地を織っているところでした。



 「緯紗機」と書いてある窓がありました。一度に糸を繰り出していく機械ですね。



 中を見てみると、本当だ本当だ!糸巻きが一斉にくるくる回っていました。


    
 さて、観光工場のメイン、お土産売り場に入ってみましょう。入り口を入ると、まず真っ先に目に飛び込んでくるのがこのタオルで作ったケーキタワー!!おおおお、高い!



 ウインドウにはいろいろなタオルで作られた商品が並びます。



 こちらのトレーにはピンク色のワンちゃんタオル!わあああ、かわいい!



 色とりどりの縞模様のタオルで作った、ソフトクリームのコーナー!



 ショートケーキもタオルで作れちゃうんですね!



 ワンちゃん、ネコちゃん、トラさん、クマさん、パンダちゃんなど、いろいろな可愛い動物もタオルで商品化。



 おお、これはチマキです。台湾らしいなあ!



 薄紫色のタオルで作った薔薇の花!



 黄色、ピンク、水色のタオルで作ったお花さん。



 台湾の神様「媽祖様」。これも台湾らしい商品です。



 もちろん普通のタオル商品もあります。こちらはワンピースの形にしたタオル。家庭で使うのにいいですね。



 バスローブもありました。



 タオルのデザインって、本当に種類が多いですね。



 農薬を使わずに育てた綿で織った、高級タオルも販売しています。



 一番奥のコーナーにはこんなところがありました。タオルに専用のミシンを使って刺繍を施しているようです。



 自動で、物凄いスピードで、刺繍を仕上げています。



 二階へと階段を上がっていくと、目に入ったのがこの大きな展示用タオル。レインボーカラーで可愛いですね。


    
 二階の展示場にも巨大タオルケーキがありました。


    
 蜂をテーマにしたケーキ風タオルもありました。タオルの可能性をいろいろと見せてくれた観光工場でした。ちょっと見て回っただけで、あれも買いたい、これも買いたいと、結局たくさん買ってしまいました。観光工場の作戦はなかなかいいもんです。

興隆毛巾観光工廠:雲林縣虎尾鎮埒內里84-1號 電話05-6226008
         観光工場のサイトはこちら

三仙台だよ~!

2016-03-20 12:32:10 | お勧めスポット

 台東縣屈指の観光スポット、三仙台に行ってきました!まだ行ったことがなかったので、素直に嬉しい!!



 はい、もうちょっと寄ってみましょう。台湾本島と少し離れた小島を結ぶアーチ型の橋を指して、一般に「三仙台」と言っていますが、この離れ小島のことを本当は「三仙台」と呼ぶのだそうです。海と、その上にかかる陸地を繋ぐ橋(正式名は八拱跨海歩橋)が織り成す風景が魅力です。



 写真に撮るには橋の北側がベストなのですが、橋の南側から見てみるとこんな感じになります。



 何はともあれ、この橋を渡って向こう側の三仙台へ行ってみましょう!



 橋のアーチは全部で八つありますので、渡ると意外に疲れます。



 橋の真下は青い海。



 橋を渡っている途中で振り返ると、台湾本島の景色が遠くに見えます。



 わ~い、もうすぐ三仙台です。三仙台には遊歩道が設けられていますので、ちょっと散策してみましょう。



 三仙台には至る所でこんな実がなっていました。林投という植物の実です。日本では「アダン」と言われているそうです。台湾の南部でよく見かける植物で、実は甘みがあるので、ジュースなどに加工されたりしています。



 三仙台にはゴツゴツした黒い岩山が聳えています。その山を囲むようにして遊歩道が造られています。



 もともとこの小島は陸地と繋がっていたらしいのですが、海水の浸食で分断されてしまったようです。


    
 遊歩道を歩いていくと、火山岩からなるこの岬の様子がうかがえます。



 三仙台から見ると、台湾本島がかなり遠くに見えます。伝説では八仙のうち三人の神様がここで休んだのだそうですが、そのときもこんな風景が見えていたのでしょうか。



 三仙台をぐるっと回ってから本島に戻ります。吹き渡る海風がとても心地よかったです。

三仙台:台東駅から台湾好行バスで三仙台遊憩区下車。

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二二八国家紀念館

2016-03-18 20:55:33 | お勧めスポット

 二二八国家紀念館という所へ行ってきました。石にその名前が彫られていたので、てっきりここが入り口かと思ったら裏口で、入れないようになっていましたので、正面玄関を探しに南海路のほうに回りました。


    
 三級古跡なんだそうです。



 これがその建物です。重厚な感じがします。


    
 この渋い色のレンガといい、建物の角がカーブになっているところといい、私好みの建物です。



 重みのある入り口がカッコイイですねえ。



 入り口付近に説明が書いてありました。どうやらここは、1931年に「台湾教育会館」として使われていたようです。日本統治時代、日本語教育の普及や皇民化教育の本部となっていたのでしょう。長井手薫という日本人がこの建物を設計したとあります。1946年から台湾参議会の集会場として使われたりした後、2006年から二二八国家紀念館となったそうです。


    
 入り口から中に入ると、絨毯が敷かれた階段が中央にあり、踊り場の窓にかかるカーテンも重厚な雰囲気を醸し出していました。


    
 階段の手すりのデザインも素敵ですね。


    
 シャンデリアも豪華です。


    
 さて、展示はこちら側。ここでは二二八事件の被害者の遺族の証言や、事件当時の写真、資料などが展示されています。


    
 当時処刑された方の写真です。獄中に残された日本語の詩が展示されていました。



 日本語で書かれた、奥さんに宛てた手紙もありました。



 遺品と思われる銃剣なども展示されていました。

二二八国家紀念館:台北市南海路54号 月曜日休館

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成功のお花畑

2016-03-12 20:29:57 | お勧めスポット

 台東縣の成功農会(農協)の向かい側にも、冬場はお花畑を作っています。



 私が行ったときはこんな感じでした。



 広い敷地いっぱい、花で埋め尽くされています。



 「成功」の文字とともに記念写真もできますよ!



 親子連れも多く訪れていました。



 ドライブの途中で、足を止めて、見学していく人も少なくありません。



 木材で作った動物なんかもちょこちょこ飾ってありました。



 お花畑の奥のほうに「成功花海」と赤い花で書かれていましたが、ちょっとわかりにくいかな。


    
 農会の建物の後ろ側にもお花畑があります。大きなブランコがありましたので、ちょっと乗ってみました。



 花東(花蓮と台東)の冬はお花で溢れています。

成功花海:台11号線道路107km地点

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