goo blog サービス終了のお知らせ 

ふぉるもさキッチン(台湾厨房)

台湾あれやこれや、色々なトピックスをご紹介したいと思います。(すでに閉店してしまった施設、店舗もあります。悪しからず。)

香包です

2007-06-15 23:20:16 | 台湾の風習
           

 端午節の季節がやってきました。台湾ではこの端午節は大切な行事!「龍舟」というボートレースが開催されたり、ちまきを食べたりという風習がありますが、今回ご紹介するのは「香包」! 「香包」も端午節には欠かせないグッズなのです。

 昔から端午節の頃は湿気の多い不安定なお天気なので、害虫が出たり病気になりやすかったりと、過ごしにくい季節だということで、台湾の人を悩ませたようです。そこで、邪気を払うために「香包」を作りました。薬草を布で包み紐を付けて、玄関先につるしたり、子どもの首に掛けたり。生活の知恵から生まれたアイテムということでしょうね。

      

 伝統的な「香包」は三角形のちまきの形ですが、最近では人気キャラクターや可愛い動物の「香包」が人気のようです。また、香のほうも伝統的な「香包」は漢方薬のようなきつい匂いがしますが、最近のものは匂いもマイルドで、香水のようないい香のものもありますよん。

にほんブログ村 海外生活ブログ 台湾情報へ



玉クルクルで財運を呼ぶ

2007-06-05 16:28:37 | 台湾の風習
      

 台湾にお越しになった方は一度はこんなものを目にしたことがあるのではないでしょうか?(写真参照 )

 日本にもあるかもしれませんが、台湾ではお店の入り口などによくこの、水の力で玉がくるくる回るインテリアが置いてあります。スイッチを押すと電気が入り、水流ができるのです。

      

 風水を重視する台湾。 風水では水は「財」を表すそうで、水の流れによってお金がどんどん入ってきて儲かるという縁起担ぎなんだそうです。日本で言うと招き猫のようなものかもしれません。
 また、この丸い玉も「円満」を表し、商売がうまくいくというふうに考えられているそうです。
 お店だけに限らず、一般のお宅でも玄関先に水をたたえた置物や、金魚鉢など置いていることがあります。入り口に「水」関係のものを置くのは縁起がいいそうですね。

 大きいもの、小さいもの、複雑なデザインのもの、簡単な造りのもの・・・・たくさんの種類があります。
 こういうのを見るのもおもしろいですね!

にほんブログ村 海外生活ブログ 台湾情報へ

元宵節だー!放天燈だー!

2007-03-07 22:28:32 | 台湾の風習
 台湾では旧暦の1月15日を元宵節と言います。元宵節には台湾中でランタン祭りや爆竹祭りや花火大会など、各町ごとに華やかな行事が行われますが、台北市内では中正紀年堂でランタンの大展示会があったり、台北縣の平渓という町では天燈という紙風船(?)を夜空にとばす“放天燈”の行事があったりします。この紙風船飛ばしに参加するのがかねてからの願いだったんだけど、平渓まではちょっと遠いんで娘を連れて行くのは無理か~と諦めていた私。が、しかし、灯台もと暗しっていうか、うちのすぐ近くの碧潭という河原でそれをやっているというではあーりませんか。それでは、いざ行かん!!ってんですっとんで行きました。

 

 行ってみると、あー、みんなやってる、やってる!うちもひとつ200元の天燈を購入。天燈はまさにちょうちんのごとく薄い紙でできています。紙の色は赤、ピンク、薄紫、レモン色、黄緑などいろいろ。うちはピンクのを選びました。

 さて、やり方ですが、まず、その紙を広げ、願い事をたくさん書きます。書けたら2~3人で天燈の形を整えながら持ち上げ、下の部分の針金を十字に組み、針金の中央にあるフックに油のよく染みこんだ紙の束を引っかけます。(油紙は天燈購入時にもらえます。)で、そっと天燈を持ち上げ、それに火をつけます。この時紙全体にまんべんなく火をつけないと、傾いたりしてうまく飛ばないとのこと。左上の写真は火をつけているところです。近くにいたお兄さんたちの助けもあって、スムーズに点火OK!火がついたら下の針金のふちを押さえ、天燈内の空気が暖まって自然に浮いてくるのを待ちます。(右上の写真)やや浮いてきたら、バランスよく飛ぶようにそろそろと手を離します。うまく飛んで空高く舞い上がったら書いた願い事が叶うと言われているので、ここは慎重に。さあ、どうかな・・・・うまく飛んでね・・・・・・

        

 やったー、飛んだ、飛んだ、夜空にふわ~っと我が家の天燈が旅立ちました!!
(上の写真)おおおおおぉぉ~成功だあー、万歳、万歳!!うーーん、感激です!

 周りを見ると大勢の人が天燈を飛ばす準備をしています。(最後の写真)どの天燈も途中で落ちることなく、大空に放たれてほしいものだと願わずにいられない元宵節の夜でした。

            

にほんブログ村 海外生活ブログ 台湾情報へ


台北市ランタンフェスティバル

2007-03-05 00:07:30 | 台湾の風習
 元宵節です!ブタ年の2007年は「何事もうまくいく」年と言われ縁起がいいので、例年よりも華やかな燈會(ランタン祭り)になりそう!

         

 台北市燈會(ランタン祭り)のクライマックスは中正紀年堂で行われる大規模なフェスティバル。いろいろなアトラクションもあって毎年活気に満ちています。しかし、なんと言ってもメインは紀年堂中央に作られる干支の巨大花燈(創作ランタン)です。今年はブタ年だからジャイアントブタ君の張りぼてが立っていて、ブタ君の周りに台北のシンボル「台北101」や観覧車なども並べられていました。そして豚君の足下には台湾の電車MRTが走る仕掛けになっていました。またこの大規模な張りぼてはゆっくりと光の色が変わる装置が中に入っていて、夜見ると綺麗だし迫力もあるしで、拍手モノですよ。

 紀年堂内の別のスペースや城壁の外側の通路にも花燈(創作ランタン)がずら~っと並んでいます!やっぱり豚をモチーフにしたものが多かったですね。豚の花燈(創作ランタン)の数々をご覧ください。なかなか愛くるしいでしょ。

      
      
      
      
      
         

 菩薩様(?)の花燈(創作ランタン)も発見しました。写真ではわからないかもしれませんが、かなり高さがありました。

         

 なんと、ガンダムみたいな花燈(創作ランタン)もありました。子どもたちがこれを見て大喜びしていました。

         

 元宵節は台湾各地で大きなお祭りがあって、台湾全土が最もアツくなる日なのです!元宵節に台湾に来られたら、是非お祭りを見に行ってみてくださいませ!

にほんブログ村 海外生活ブログ 台湾情報へ


昔ながらの「ファーガオ」

2007-02-08 23:39:04 | 台湾の風習
 もうすぐ旧正月。台湾でお正月に食べる縁起のいい食べ物の一つに「ファーガオ」というお菓子があります。(“ファー”は發、“ガオ”は米へんに羔)いわゆる蒸しパンなのですが、“發財”(お金を儲ける)という言葉の“發”がつくことから、お正月には食べるんですね。

今、町で売っているファーガオはほとんどが小麦粉から作られていますが、今回ご紹介するのは昔ながらのファーガオ。小麦粉ではなく米の粉から作ったもので、台北市富錦街にある『非凡ベイカリー』で販売しているファーガオです。

      

 小麦粉を使うと簡単なのですが、米の粉で作るとずいぶん手間がかかるのだとか。でも、『非凡ベイカリー』の社長張さんの話によれば、手間を惜しまず昔の方法で作ったほうがファーガオ本来の風味があって美味しいのだそうです。

 その作り方とは・・・まず、在来米を約6時間水に浸し、それを磨りつぶして粉にし脱水します。そして12時間自然発酵させた生イーストと合わせ、黒砂糖で調味し、更に半日発酵させます。成形して蒸し上げたらやっと出来上がり!!

 『非凡ベイカリー』ではこの米の粉で作ったファーガオを『招財ファーガオ』という名で販売しています。懐かしい味を求めて買いに来るお客さんも多いとか。旧正月前後の期間限定商品なので、買いたい人はご注意を。

 私も食べてみましたが、普通のファーガオと比べたらしっとりしていて、モチモチ感があり、風味も柔らかく美味しかったです。

 データ:非凡ベイカリー
        台北市富錦街488号
        ℡(02)2753-0100
にほんブログ村 海外生活ブログ 台湾情報へ


迪化街で歳末市始まる

2007-02-02 23:55:22 | 台湾の風習
 いよいよ旧正月まであと2週間と迫りました。今日から迪化街ではお正月用の食品などの歳末大売り出しが始まりました。

      
      

 ウィークデーの昼間だというのに、早くも迪化街には買い物に来たお客さんで大賑わい。いつもは静かな問屋街も、今日からは店員さん総動員で売り込みに必死!大声で「試食どうぞ!」と叫ぶ人、マイクで呼び込みしている人、ハッピを着てやる気満々の人など、活気みなぎるスポットに大変身。

      
      

 台湾のお正月に欠かせない飴の量り売り、ピスタチオやピーナツなどナッツ類の量り売り、台に積み上げられたカラスミの山、ドライフルーツ売り場も人気の的となっていました。どこの店舗も迫力満点の商売風景です。

      
      

 迪化街の市は大晦日まで(2月17日)。連日大勢の人で混み合い、特に土日や夜間は押し合いへし合いの動けないような状態になるとのこと。行かれる方は是非ご注意を!

 年貨公車というこの時期にだけ走るバスもあります。普段は迪化街まで乗り入れていない518番のバスがこの期間は迪化街を経由して走りますので、これに乗って買い物や見物に出かけるのもいいでしょう。

にほんブログ村 海外生活ブログ 台湾情報へ


年賀カード

2006-12-12 16:44:24 | 台湾の風習
      

 年の瀬もだんだん押し詰まって参りました。12月と言えば誰しも年賀状書きに追われている頃ですよね。台湾は旧正月でお祝いするので、まだまだ年末という雰囲気ではありませんが、年賀状は新暦のお正月には出すのが習わしとなっています。

 それで今、文房具店では年賀状が売り出されています。こちらでは年賀葉書ではなく、カードになっているのが一般的。来年の干支は豚(日本ではイノシシですね)ということで、豚さんをモチーフにしたカラフルなカードが何種類も出ています。

 中華圏ではお正月の色はおめでたい赤!ということで、赤を基調にした派手なデザインが目を引きます。見ているだけで楽しくなっちゃうくらい、いろいろなカードがあってどれを買おうか迷ってしまいます!

 写真は今回買ったカードの一部です。なかなかユニークでしょ?

にほんブログ村 海外生活ブログ 台湾情報へ


中元の拝拝

2006-08-10 00:29:41 | 台湾の風習
        
        

 台湾人の生活の中には「拝拝(お参り)」が欠かせず、月に2回の満月の日に、たいていの人は祖先の霊や土地の神様にお参りをします。が、旧暦の7月15日の中元の日には、その「拝拝」が一回りほどグレードアップします。というのも、台湾では旧暦の7月を「鬼月」といって、おばけが1ヶ月間この世に降りてきて悪さをすると信じられており、満月の中元にはこの「好兄弟(おばけの魂)」にも「拝拝」するため、普段より規模の大きな「拝拝」が行われるのです。

        
        
        

 台湾の「拝拝」は家庭でもしますが、特徴的なのは会社や商店でも行われることです。会社やお店の前の道では、写真のように大きなテーブルを出し、その上にいろいろな食べ物をお供えし、線香を立てて紙銭を燃やします。が、中元ではお供え物が一段と豪華になり、果物、お菓子の他に肉や魚、お酒などをお供えしているところもあります。また、おもしろいのは、水の入った洗面器や歯ブラシ、櫛と鏡なども置いてあることです。(上の写真参照)これは「好兄弟(おばけの魂)」をおもてなしするためなんですね。『どうぞ、顔を洗って歯を磨き、櫛で頭髪を整えて、ご馳走を召し上がってください』という意味なんだそうです。
 洗面器を一緒にお供えのテーブルのそばに置いておくなんていうのは、中元の「拝拝」ならではの光景です。

        

 また、紙銭も普段の「拝拝」よりもたくさん燃やします。それで、上の写真のように大きな金網を筒状に巻いて、その中で紙銭を燃やす場合もあるんです。この金網は「拝拝」用にちゃんと金物屋さんで売っているんですよ。

        

 台北市の目抜き通り忠孝東路には会社のオフィスお店の並ぶ賑やかな通りなのですが、その一角でもほら、やってる、やってる、皆さん「拝拝」の真っ最中でした。

 

これが座月子中心だ!

2006-06-10 23:52:30 | 台湾の風習
 お友達のが赤ちゃんを出産し、座月子中心にて静養していると聞いてお祝いとお見舞いに行ってきたことをお伝えします。思えば私も3年半前、座月子中心にお世話になったのでしたが、当時は自分のことと新登場の赤ん坊のことで精一杯だったもので、レポートするなんて余裕はとてもなかったのでした。
 そんなわけで今回は赤ちゃん誕生記念に座月子中心についてお話しいたします。

 そもそもこの座月子中心とはなんぞや、というところから説明しますと、こちらでは出産した女性は一ヶ月間きっちり休み、栄養のあるものを食べてちゃんと静養するという習慣があり、これを座月子というのですね。で、本当なら嫁ぎ先のお姑さんが産後のお嫁さんの世話をするわけですが、核家族化などで社会が複雑になった現代、出産後の女性の世話をする人がいなかったりできなかったりという状況もあって、それでは座月子をビジネスとして産後の女性と赤ちゃんを面倒見ましょうという施設が出来、それが座月子中心というのです。たいていこの座月子中心は産婦人科医院や総合病院に併設されていることが多いようです。今回お伺いした所も台北市の中心にある協和婦女医院の中にありました。

                 
 
 ではこの施設にお世話になったらどんな生活をするのでしょうか。産後の女性は施設内の部屋で寝泊まりします。ホテルのシングルルームにいるような感覚ですね。
 食事は一日5回。この施設のものを詳しく述べますと
朝: パンまたはご飯、スープ、野菜炒め、シラスとピーナッツの和え物、米醤
  (きな粉飲料)、果物
午前10時: 漢方薬飲料
昼: ごはん、スープ、肉または魚のおかず、野菜炒め、果物(二番目の写真参照)
3時: おしるこやしょうが湯などの甘味もの、または、豚肉のスープなど日によ    って異なる
晩: 昼食とだいたい同じ
夜食: 漢方薬風味の豚肉スープや鶏肉スープ
というのがここの基本メニュー。私がいた施設では3時におしるこや棗と蓮の実のスープなどのスイーツが出て、夜食には必ずと言っていいほどレバーがしこたま入ったスープが出ました。おかげで座月子中心にいる間に一生分のレバーを食べたような気がしたなぁ。

 産婦が栄養をとってじゅうぶん休めるようにというのが座月子中心の狙いですから、赤ちゃんの世話もほとんどベビー室に詰めている看護婦さんがやります。が、授乳の時だけベビー室から赤ちゃんを部屋に連れてきて母親が授乳するのですね。ただし、夜中の授乳は夜勤の看護婦さんがやってくれるので産婦はゆっくりと睡眠がとれるというわけです。協和婦女医院の場合、朝から夕刻までの授乳は4回で時間が決められているとのことですが、私がいた所では赤ん坊が「腹減った」とばかりに泣き出したら看護婦さんから部屋の電話に授乳を知らせる連絡があり、ベビー室へ赤ちゃんを引き取りに行っていました。

         
 
 上の写真は座月子中心のベビー室。割と大きい病院のためか預かっている赤ちゃんも多いようです。手前のベビーは駐妻Nの赤ちゃん。ベビーベッドの下には赤ちゃんのオムツや着替え、授乳や体温などの記録が入っています。

 さて、気になる座月子中心の費用ですが私の時は赤ちゃんの世話代3000元強、私の宿泊と食事代2000元強で一日5000元台だったのですが、最近は座月子中心同士の競争が激しいのか費用も安くなっているようで、友達いわく、一日トータル3800元!(日本円で約13500円)これは安いと思いませんか?その辺のビジネスホテル一泊代と変わらないでしょう。確かに「赤ん坊の面倒をお金を出してみてもらうなんて贅沢だー」とか「自分でやったらお金なんかかからないじゃないか」などの意見はあるかもしれませんが、台湾では産後はゆっくり休むのが常識で、もしも無理をしちゃうと年をとってから早くガタが来ると信じられているのです。赤ちゃんを預けてゆっくりでき、食事もあたり、上げ膳据え膳で少しぐらい楽させてもらえるならお安いものだと思いませんか。
 また座月子中心にいる間は赤ちゃんのお風呂の入れ方やオムツの換え方をマンツーマンで教えてもらえるほか、新米ママ対象の‘産後のケアレッスン’なる講座もあり、赤ちゃんの生理についてや新生児の予防接種についての説明、産後の体の注意事項、食品添加物についてなどなど教えてもらえるのだからなんともお得。

 座月子中心での滞在期間についてはもちろん希望するだけ泊まれるのですが、まずは一週間分または二週間分費用を支払って、あとどれだけ泊まりたいかは自分の体と相談して決めるという所が多いようです。駐妻Nは15日間泊まると言っていましたが、私も確か二週間ぐらいお世話になりました。

 台湾にはこの他、母親だけ退院してうちに戻り、赤ちゃんだけをしばらくみてもらうということも可能な施設もあると聞きますし、座月子中心以外にも産後のサービス産業がいろいろあって、産後の女性用の栄養のある食べ物を自宅まで宅配してくれる業者もあるんですよ。だから台湾では産後の女性がどのように過ごすか選択肢がずいぶんあるように思います。こういった仕組みのおかげで私もこちらで安心して出産することができました。妊娠中、座月子中心などを知らない頃は「日本の実家まで帰らなきゃだめかな、実家には座敷犬がいるからちょっと困ったなー、赤ん坊噛まれたらどないしよ~、かと言って母に台湾に来てもらっても言葉がわからないだろうから無理だろうな~」など心配していたのですがね。

 日本では台湾の座月子中心のような施設って将来できるでしょうかね。日本の場合、いろいろな規制があってこのような施設を作るのは難しいように思います。今政府が推進している「特区」をばんばん利用しない限り不可能かな。


龍舟を見に行く

2006-05-30 23:21:31 | 台湾の風習
 旧暦の5月5日を端午節と言います。端午節と言えば龍舟(ドラゴンボートレース)!その競技場がうちから歩いて10分、バイクなら2分という近場で行われるというのを知ったので、見物に行ってみました。

 台北のガイドブックにも小さいスペースながら郊外の観光地として‘碧潭’という川が載っているのですが、ここが龍舟の会場。台北県では毎年ここが競技場になるようです。毎週土日に賑わいを見せている碧潭沿いに並ぶ屋台などの出店がいつもより規模が大きくなっていて、人もいつもより多く集まっている様子。その屋台街の入口には大きく「台北県議長杯龍舟賽」の文字。予選のレースはすでに始まっており、ボートが3艇ずつスタートしていました。ドンチャン騒ぎの応援の声、選手達の掛け声、屋台街のざわめきなどがごちゃ混ぜになって川べりは興奮状態。スタートから1.5㎞くらい漕ぐのでしょうか、ゴール間近になってきたらボートの一番前に乗っている人は体を前にぐーんと突き出し、更に手を前へいっぱいいっぱい伸ばします(写真参照)。そしてその先にはゴールの旗が待っている!旗を取ればフィニッシュ!

       

 レースを横から見るのもいいけれど今度は上から見てみましょうと碧潭にかかる吊り橋から見下ろしてみると何とも臨場感があって好精彩(すんばらし~い)!
(下二枚の写真参照、あんまり上手に撮れなくて残念)まさにファイトー!!一発!!リポビタンDの世界だわ。

     

 龍舟への出場は職場単位で申し込むらしく、職場名の書かれたお揃いのランニングシャツを着ているチームが多かったです。また女性部門というのもあって、これは女性ばかりのクルー同士で競う女の戦いですな。
 しかし、皆さん相当練習したのでしょう、選手の方はかなり日焼けしていましたし、腕の筋肉のたくましさも半端ではなかったな・・・

 予選は長いので飽きちゃったら屋台街で食べ物つまんだり冷たいもの飲んだりするのもまたよし。台湾名物のパッションフルーツジュース、フルーツティーをがぶ飲み(この日は蒸し暑かった)。焼きビーフン、ネギ豚の串焼き、葱餅とはしごして、あーあ花より団子、龍舟より屋台フードの私でありました。